こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
今週より、トランポリンや走る等激しい運動を除いた形でサーキットを再開させていただいています。
北九州市は先週より少しずつまた感染者が増えてきていますので、この先またどうなるかは分かりませんが、少しでもお子さん達に身体を動かしてもらい、発散する場を提供できればと思います。
その為にも、次亜塩素酸を使った遊具の消毒は徹底していきたいと思います。
今日は個別の取り組みのご紹介をさせていただきたいと思います。
今回ご紹介させていただく取り組みは「数えてみよう」です。
この活動の中では、数に関する複数の取り組みを行っていますので、療育の狙いと合わせて順番にご説明させていただきます。
・狙い:量の違いを知る
~やり方~
①ペットボトルの蓋を2つの塊に分けます
②どちらが多いかお子さんに指差しをしてもらいます
③1個ずつ一緒に数え確かめます
・狙い:数字の読み方を知る
~やり方~
①数字のカードを0から順番に1つずつ提示します
②お子さんにカードの数字が何が当ててもらいます
・狙い:数字と量の違いを知り、1個ずつ数える経験をする
~やり方~
①カードで数字を提示します
②数字と同じ数だけペットボトルの蓋を取り、マスに置きます
③正しくマスに置けたらプットインの中に1つずつ入れていきます
少しお勉強要素が強い取り組みですので、最初は分からずに集中が切れてしまうお子さんもいらっしゃいました。
けれど、少ない数から少しずつ、繰り返し行うことで数字と量が一致し、分かる数字が増えてきました。
分かる、ということがお子さんの自信にもつながり、今ではスタッフが出来たことを褒めると得意げな表情を見せてくれます。
中にはスタッフが拍手をするのに合わせて自分に拍手を送るお子さんもいらっしゃいました。
数を一つずつ数える、という活動を通して、数と数字が少しずつ結びついていきます。
今回はプットインを使い行いましたが、例えばおはじきを貯金箱に入れる、積み木のタワーを作っていくという活動でも実施が出来ると思います。
お子さんが何が好きか、どんなことに興味があるか、ということを大事にしながら、今後もトレーニングで使用する道具を選択していきたいと思います。
取り組みのご紹介(数えてみよう)
教室の毎日
20/05/27 12:34
