児童発達支援事業所
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児童発達支援事業所STELLA KID 鶴ヶ峰教室のブログ一覧

近隣駅: 鶴ヶ峰駅、西谷駅 / 〒241-0005 神奈川県横浜市旭区白根5丁目10番地1
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ステラキッド【読み聞かせの効果とヒント】

雑記
こんにちは。
児童発達支援事業所STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。
当教室もオープンして2ヶ月が過ぎました。
少しずつ当教室を利用してくださるお子さんも増え、お問い合わせも増えてきました。
これもひとえに皆様のおかげです。
おもちゃや絵本の寄付もいただいており、この場を借りて御礼申し上げます。

寄付していただいた絵本
せっかくたくさんの絵本を寄付していただきましたので、本日は絵本についてお話をさせていただきたいと思います。

【読み聞かせの効果】
読み聞かせは幼稚園や保育園でも取り入れられています。
そのことから「子育てに良さそう」と思う反面、「具体的にはどんな効果があるの?」と疑問に思われる保護者の方も少なく無いかと思います。
読み聞かせには幼児期の成長にとって以下のようなメリットがあると言われています。

ー想像力が豊かになるー
絵本による読み聞かせはお子さんの想像力を豊かにします。
絵本は「お話」と「挿絵」という構造から成り立っていますね。
テレビのように目まぐるしく動くわけではなく、1枚の挿絵を頼りに物語を追っていくことになるので、挿絵に含まれない物語の部分はお子さんが想像力でイメージしていくことになります。
その結果、 目に見えないものを想像する楽しさを味わいながら「想像する」という行為そのものの練習にもなります。

ー情緒豊かな子どもになるー
読み聞かせをする時、読み手は物語の内容に合わせて「喜び」や「悲しみ」などを表現します。
お子さんはそうした読み手の表現の変化を見聞きしながら感情を学んでいきます。
そうしたやりとりが繰り返されていくと、そのうち自分一人でも物語の中から感情の機微を読み取ることができるようになります。
また、物語の内容を理解できるようになると、
「どんな時人は怒るのだろう?」
「悲しむのだろう?」
といった他人の感情の動きも学ぶことができます。

ー親子のコミュニケーションツールとしてー
ご家庭でお子さんが読んでほしい絵本を読むことは親子のコミュニケーションの向上に大変役立ちます。
読み聞かせの際は膝にお子さんを乗せたり、添い寝をしたりしながらのことが多いので、スキンシップの時間になり、お子さんに安心感を与え、豊かな愛着関係の形成を促します。

ー言葉をたくさん覚えるー
絵本はお子さんが言葉を覚える大切な教科書です。
お子さんは読み聞かせをしてもらいながら挿絵を眺めることで、
「これは〇〇という名前なんだ」
と物の名前を覚えたり、
「こういう時はこういう言葉を使うんだ」
という言葉の使い方を目と耳で学んでいきます。
自分で選んだ絵本ならお子さんの好奇心も後押しし、一層高い効果が期待できます。
また、そうして覚えた物事を実際の生活の中で見たり体験することによって、より理解が深まっていきます。

ー読書好きの子どもに育つかも?ー
読み聞かせを繰り返していくうちにお子さんは少しずつ自分でも本を開くようになっていきます。幼稚園によっては図書館から本を借りてくることもあります。
ここがチャンス!!
お子さんが自分で開く本はどんな本でしょうか?
図鑑でしょうか?
冒険物の物語でしょうか?
お子さんが興味を惹かれるジャンルを把握して何かのきっかけでプレゼントしてあげたりすることで、もしかしたら一層本の世界が大好きになるかもしれません。
読書好きのメリットは上記に挙げた物と重複しますが、中でも語彙力の伸びはめざましいものがありその効果は大人になっても有効です。
漢字や言い回しなど本が複雑になっていくほど語彙力の幅が広がっていきますし、もしかしたら運命の一冊に出会うかもしれません。

このように、幼児期に絵本を読むことはお子さんの発達に大きな影響をもたらし、それは場合によっては一生の財産になる可能性もあります。

【読み聞かせのヒント】
読み聞かせの仕方には実は色々な流派(?)のようなものが存在します。
なのでこれから紹介する読み聞かせの方法はあくまで一つの手法としてご理解いただきたいのですが、子育て支援の観点からするとお子さんの主体性を重視した内容となっており、ぜひオススメしたいと思います。

ーオーバーな感情表現は避けるー
読み聞かせには情緒を育てる効果があるとお伝えいたしましたが、読み手がミュージカルさながらにオーバーな感情表現で絵本を読んでしまうと、お子さんは絵本の内容ではなく読み手の方に注目してしまうので、淡々と読む方が効果的です。

ー読み手が感想を挟まないー
読み聞かせの中で物語を中断して「これは〇〇だね」「楽しそうだね」など補助的なコメントを入れてしまいがちです。
これは「ここを見てほしい」という読み手の思いが言葉になってしまっているわけですが、これを行うことは物語の繋がりを途切れさせるばかりでなく、お子さんに見るべきポイントを強制してしまうことになります。
「ここを見てほしい」「こんな感想を持ってほしい」という親心はとてもよくわかります。しかし、それは絵本を閉じた後にして、お子さんに自由な絵本の世界を体感させてあげてください。

ー声優にならないー
『桃太郎』を題材にあげると桃太郎・おじいさん・おばあさん・犬・猿・キジ・鬼という登場人物が出てきますね。
読み聞かせをする時はついついお年寄りのしゃがれた声、鬼の迫力のある声、人によっては犬・猿・キジにもそれぞれ声色を変えて読む器用な方もいるかもしれません。
しかし、これも「鬼はこんな声」という大人の固定観念をお子さんに押し付けてしまうことになりかねません。可愛い声の鬼がいてもいいですよね?
そんなお子さんの自由な発想を伸ばしてあげてください。

当教室ではお子さんお興味に合わせて療育にあたることができるよう、寄付していただいた絵本も含め多くの絵本を取り揃えております。
どんな絵本を選ぶかはお子さんに選択してもらい(自己選択力の向上)、コミュニケーションや言葉の発達などを目指して療育指導を行なっていきます。

ぜひご家庭でも読み聞かせを実践してみてください。

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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

 

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。

 

児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid

STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
→https://stellakid-column.hatenablog.com/

一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/

 

住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
TEL:045-442-3097
FAX:045-442-3098

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