今週のファンタイムアクティビティは漢字の読みを覚えて答えていく、漢字マラソンでした。
こういう取り組みって必要なのかなぁって頭によぎらなくもないですが、
毎日毎日思考を養うための制作活動のみでも、遊んでばっかに見えるので、アカデミックな取り組みは入れたほうがいいと思うんですね。
一応ムーの母体は幼稚園や塾なので
アカデミック方面の方が地盤が固いところはあります。
ただまぁ、こどもたちは漢字とか勉強が嫌いですよね...
漢字の読みだけなのに。しかも、読み仮名が振ってあるものを覚えて
それをテストするだけなのに。
わからない漢字は自分で調べろとも言われていませんし、
覚えてなかったらリトライもできるわけですし。
何より、書きじゃなくて、読みなので難易度もあまりないわけで。
それでもしたくないと言っては、頑なにやりたがらないんですよね。
こんなに簡単なことだからこそ、それに対して失敗したくない、馬鹿にされたくない、面倒くさい、完璧でありたい、怠惰、などのこだわりの強さで、学校生活や社会生活においてたくさんの障害が生じてしまうわけですね。
周りからしたら意味がわからないですもんね。
なんでやらないんだろう?みたいな。
やっぱりおうちでも不可解な行動であったりこだわりがあったりして、すぐに物事に対応できないこともあると思いますが、
こどもが新しいことへ挑戦する、苦手に挑戦をするのを待ってあげることは必要だと思います。
ムーに通う子たちの変化が見られるのは、通って苦手に向き合い始めてから2カ月くらいはやはりかかっている気がします。
反対に、それくらい待って真摯に指導員が向き合うと、それくらいの時間でこどもたちは成長していきます。
ご家庭では付き合いきれないことも多々あるのは、我々も重々承知で
そういった難儀な問題とご家庭のかわりに向き合うことが我々の療育の役目だと思っています。
漢字マラソン
教室の毎日
23/09/16 16:13