小学校1年生の子と2年生の子が、カリキュラム外の時間でジェンガで遊んでいました。
一人がパソコンで画像を調べながら、
もう片方が画像を見てジェンガでタワーを作っていました。
ジェンガを4組使って大きなタワーを作っていくわけですが、
接着剤も固定するネジや釘も使わせていないので、
あくまでも重力に任せてバランスを保ちながらタワーを組んでいたわけです。
この行動を観察しながら、何か特筆するべきことがあるわけではないのですが、
自主性
がすごいと感じました。
ジェンガを並べるのが楽しい感覚はわかります。
ジェンガを並べる方法をどんどん鋭利化させていって、よりアバンギャルドな並べ方に挑戦をして行く中で、試行錯誤するのではなく
検索ツールを使用して、ゴールを設定し、協力し合って設計と建設をして行くという、なかなか大人なジョブフローを遊びの中で見出して、それを楽しんでいる光景が特別に感じて写真を収めてしまいました。
一緒に泥団子を作ったり、オリジナルの鬼ごっこを作ったり、文房具をぶつけ合って遊んだり、
何かオリジナルを作成して遊ぶ行為はこどものなかに通常的にあるとは思うのですが、
人の気持ちを想像することが苦手であったり
ディレクションに沿うことが極端に苦手があったり
右と左の概念が理解できない
などの特性があるこどもたちが大人と同じ効率化を、遊びとして楽しんでいることは、あまり見慣れない光景だと思います。
他者との障害は生じるかもしれませんが、
それは決して平均よりも生活がしづらいわけではないかもしれない
と思わざるを得ない光景です。
というか、しづらいわけではないということでしょう。
彼らは楽しんでいるのですから。
creation
教室の毎日
23/09/26 14:35