実際の果物や野菜に色を塗って、
モノ自体の持つ色と照らし合わせながら色を作る活動をしました。
様々な特性をもつこどもたちがいる中で
多くは目からの情報が理解しやすいタイプと、耳からの情報を咀嚼しやすいタイプがいます。あとは持論を展開していくタイプがあ離ますがそれは別として。今回は目から入ってくる情報をどれだけ精巧にアウトプットできるかの練習でした。
実際のものに塗ることで、自分の見ている色の生合成を確かめられます。意外と野菜やりんごは暗い色をしているんですね。
写真は、作った色を保存するために紙に塗ってもらいました。
ただ、やはり弊所には数名見た色と全く同じ色が作れる子がいるんですね。小学生ですが、色の組み合わせを精巧に行える、そういった素質みたいなものを見つけて褒めてあげられると、とても嬉しそうで自信につながっている感じを実感します。
彼女、彼らは絵を描くのはそこまで精巧に描けないかもしれません。
しかし、色を作る、ものを精巧に捉える能力があるわけなので、
何が言いたいかというと、才能や素質、得意の見極め方の方法はかなり極小単位に細分化することもできれば、見極める側の知能も問われるということです。
得意を褒めてあげると、こどもの社会能力も自然とポジティブなものとなり適応できるようになるものです。
色彩感覚について
教室の毎日
24/01/11 18:09