こんにちは!
てらぴぁぽけっと向ヶ丘遊園教室です。
先日のブログで、言葉で伝えることをしつこく練習します、
と書きましたので、要求語(マンド)についてお伝えします。
ABAでは、発語のないお子さまの発語を促すため、
要求語のプログラムがあります。
どのようなことをするかというと、
① お子さまと一緒に遊びます
② その中で、それ使いたい!という場面を作ります
そのとき自然と手が伸びてきたりします
このとき、お子さまのそれが欲しい!という欲求が高い状態です
③ そのときにすぐに渡すのではなく、「かして」「ちょうだい」が言えたら
その物を渡します。
基本的にはこれだけですが、そのお子さまの段階に応じて
視線が合ったら、少しでも音が出たら、「て」が言えたら、
など、渡すレベルを調整します。
当教室では、個室に入る前に15分くらい遊ぶ時間がありますが、
その中では必ずこの要求語のプログラムを行います。
来るたびに毎回、この要求語のプログラムをするのでしつこいです。
しかし、言葉で伝えることが重要なので言葉で伝えられるよう
段階を変えながら毎回行います。
発語がなくて利用されたお子さまにお会いすると、
この欲しい場面で、ジェスチャーで欲しい、を伝えてくれていることがあります。
両手をトントンとして、「ちょうだい」を上手にアピールしてくれています。
上手にアピールしてくれるので、これ欲しいのね、と渡してしまうと思います。
特に普段の生活ではそうだと思います。
しかし使わなくて済む(他の方法で用が足りている)スキルは
学習できないので、発語という面では不利になります。
なので、当教室ではそういったお子さまでも、ジェスチャーではなく、
音で伝える、言葉で伝えればいいんだ、ということを学習してもらうため、
要求語を使って、声で伝える練習をしています。
ABAでは、ABC分析をして行動について考え、
どうすればより良い行動になるかを考えます。
この要求語のABC分析も書こうと思うのですが、
少し長くなりましたので、次回のブログで書きたいと思います。
最後に
当教室では、2025年度の利用を募集しています。
平日の10時の回、13時の回を中心にご案内ができます。
特に2歳、3歳さんくらいで、発語がゆっくりというお子さまには
平日10時の時間帯がおススメです。
見学、体験などもおこなっておりますので、
ぜひ一度見学にお越しくださいませ。
要求語(マンド)のプログラム
ABA
25/01/07 09:30