てらぴぁぽけっと　横浜センター北教室

プログラムは毎回2時間、個別の時間と、集団で行うリズムウォークやお集まりがあります。

集団の時間では自分より小さい子と接する経験もあり、何かを譲ったり、我慢したりといった経験を通じて、思いやりのある行動を少しずつとれるようになってきました。
帰り道で、「今日は小さいお友達に鉄棒教えてあげたんだ」「今日は絵本読んであげたんだ」と嬉しそうに話す姿に成長を感じました。

個別の時間では、苦手を克服するプログラムだけではなく、良いところをより伸ばしていくプログラムも一緒に考えていただけたのが良かったです。
プログラムの内容も固定化されたものではなく、飽きっぽい息子が続けられるよう、変化に富んだ楽しいことを考えてくださいました。
やるべきことを頑張ったら楽しい事が出来たりと、やるべきことに対する動機付けを上手くしていただき、最後まで楽しく続ける事が出来ました。
就学に向けたひらがなの練習は自宅でも時折取り組んでいましたが、間違いをちょっと指摘するとヘソを曲げてしまい、、なかなか思うように進められませんでしたが、ある日「てらぴあで教えてもらったんだ」と得意な顔で「ん」を書いてくれた時は感激しました。
（「ん」は下部の〜がいつまでも続いてしまい苦手な字でした。）

年少年中の頃は幼稚園にいる時間の大半を怒りに支配され、他害トラブルが尽きない息子でしたが、療育を通じて色々なことに自信が持てるようになり、お友達にすごいね！と褒めてもらえる特技も見つかり、ご機嫌に過ごせる時間が少しずつ長くなり、笑顔が増えました。それとともに他害トラブルもだんだんと減り、年長の2学期についにゼロになりました（涙）
仲良しのお友達も出来て、（息子だけではなく私も、、笑）毎日楽しく幼稚園にも通えるようになりました。

子どもの個性に寄り添い、親でも気づかない息子の良いところや、課題の根幹の部分を気付かせていただき、親もとても勉強になりました。

年長になってチャレンジした少し難しい挑戦も、プログラムの中で応援していただき、見事成し遂げた際には、全員で一緒に喜んでいただき、先生方のあたたかさを感じました。
息子に特性があると、何かと親としての自信を無くす機会も多いのですが、先生方にはいつも励ましていただき、感謝しかありません。

場所がビルの奥まった場所にあり、少し分かりにくく、特に入り口が分かりにくいです。はじめて行った際には辿り着けませんでした。
でも逆にそこが、周りから「発達支援施設に通っている」というのが見えにくいので、あまり周りを気にせずに堂々と入って行きやすいところか良かったです。