もう一つ、ASDの特性として、【自分の予想ができない何かが起こり、自分がどうしたらいいかがわからなくなると、教えてくれない周囲の人に怒りを感じ、不安と恐怖が湧いてくる】というのがあります。
ASDのあるお子さんは大人も含めて、他人が感情的になったり、合理的な行動をとらないことがあるということを知ってはいても、心のどこかで納得してはいないのです。
だから、他人が悪意をもって、もしくはわざと騙したりからかうようなことをすると、ひどく混乱し、自分が認識している現実のどこまでが本当で、どこからが虚構かがわからなくなり不安と恐怖に襲われます。
なかなか生活の中では難しいのですが、他人との間で思いがけないことが起こったとき、何が起こったのか、それがどういう意味を持つのかを、親子で一緒に考えて、自分達なりの解答を持っていると気持ちが楽になるかもしれません。
何より、一緒に考えてあげることが大事なのだと思います。
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ASDの特性について③
タメになる情報
21/04/05 13:14