✳︎良いこと、悪いことの違いを明確に
発達障害児の中には相手の気持ちを察したり、表情を読み取ることが困難な子どもがいます。
本人にはまったく悪気なく、見たことのそのままを口にしてしまい、遠まわしな表現やたとえ話、暗黙のルールなどは、理解できないことがあります。
それでも「良いこと」「悪いこと」がわかりやすいように伝える必要があるでしょう。
〜例〜
「○○さんは、△△って言われたくなかったんだよ。あやまろうね。」
などと関係の改善を促す。
「△△に関することばは言わない方がいい。」とそのつど指導し、人を不快にすることばを覚えさせていく。
✳︎見通しを持たせる構造化
見通しが持てない、あるいは時間の概念に弱い児も多いです。
してほしいことをわかりやすく「構造化」していくことも有効です。
〜例〜
作業や課題に取り組むときは、手順をわかりやすく伝えましょう。
1.何をやるか(内容)
2.どのくらいやるか(量)
3.どうやったら終わりか(終了)
4.終わったら次はどうするか
「具体目標を明確にする。」
「色を変えたりマークをつけたりするなど視覚的に強調させる」
ことによって、活動に取り組みやすくなります。
ぜひ参考になさってみて下さい。
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21/02/26 11:47