自閉症スペクトラム障害の症状は、典型的には1〜2歳の間に気づかれますが、時期は前後することもあります。
自閉症スペクトラム障害は生まれつきの脳機能の障害であるため、教育やしつけが悪いわけではありません。
特徴としては、このようなことが挙げられます。
・人見知りが激しい
・ごっこ遊びなど想像上の遊びを他者とおこなうことができない
・視線を合わせることや身振りでコミュニケーションすることが難しい
・おもちゃを一列に並べたりものを繰り返し同じ動作をして遊ぶ
・小さな変化に対する苦痛がある
・感覚刺激に対する過敏さや鈍感さがある
また、クレーン現象といって、保護者さまなど他人の手を取って物を指したり、取らせたりしようとする行為も現れることがあります。
自閉症スペクトラム障害のお子さまは言語的に要求をしたり指さしをすることが苦手なことから、クレーン現象が多く見られがちです。
ただし、注意したいのは「クレーン現象があるからといって自閉症スペクトラム障害とは言い切れない」ということです。
同じ現象は定型発達のお子さまにも見られます。
例えば、りんごを取って欲しい場合でも「りんご」という単語をおぼえていなければ意思伝達をすることはできません。
幼い子どもの場合は言葉や指さしで伝える前に、保護者さまの手を介して取ろうとする傾向が見られます。
1度や2度クレーン現象が見られたからといって自閉症スペクトラム障害を疑う必要はありません。
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自閉症の特徴が現れるのはいつ?
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21/03/06 15:27