●PDDの子どもはトラウマになりやすい
PDDの人たちは、トラウマになりやすい傾向があります。
たとえささいなできごとであっても、それがトラウマになります。
ふとした瞬間に、トラウマになった出来事が、頭の中にふっと浮かんできます。(フラッシュバック)
そうなるとパニックになります。
急にギャーッと叫んだり、大暴れしたりというのは、実際に何か記憶がよみがえってきている状態なのです。
そのときには、フラッシュバックであることを子どもは認識していません。
単なる思いだしだよと言ってあげるだけでも、青年期になるとパニックにならないこともあります。
子どもにかかわる大人は、「トラウマ」が引き金となりパニックが起こるということを知り、それに対してどのように対応していくのかを、周囲にわかってもらう働きかけをおこなうことが、PDDの子どもにとって非常に重要です。
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PDD(広汎性発達障害)の子どもとの付き合い方①
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21/03/16 09:35