ADHDの子どもに対しては、ほめることが非常に大事です。
何度も同じことを注意しても同じ間違いをする子どもがいますが、そこには理由があります。
ADHDの子どもはワーキングメモリーが少ないと言われています。
ワーキングメモリーとは、ものごとを成し遂げようとする時に、必要な前提や途中経過の情報を、一時的に記憶しておく脳のはたらきのことです。
ADHDの子どもはこのワーキングメモリーが少ない傾向にあるため、それまでやっていたことや過去の経験を参照しながら考えることが苦手です。
その場の情報だけで行動することが多いため、何度も同じ間違いをしてしまいます。
親は、たとえ何度も同じ注意をすることになっても、子どもを絶対に責めてはいけません。
覚えていてもわかっていてもその場に出てこないのですから。
当たり前のことをやったときに、必ずほめてあげるようにします。
ほめて、子どもを評価してあげることは、発達をサポートしていくうえでとても重要なことなのです。
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ADHD(注意欠如・多動性障害)の子どもとの付き合い方
タメになる情報
21/03/18 10:02