*自閉症スペクトラム
根本的に治療していく薬は現在はありません。また、「社会性・対人関係の障害」 「コミュニケーションや言葉の発達の遅れ」など、自閉症スペクトラムの特徴である中核症状を直接軽くするような目的で薬が使われることは少ないそうです。
しかし「かんしゃく」や「不注意」、「多動性・衝動性」などのような関連症状に対しては、薬の効果が期待されています。
*ADHD
ADHDでは、不注意・衝動性・多動性といったADHDに特徴的な症状そのものを緩和させることが期待されています。しかし、薬物療法で根本的に治療するのではなく、薬を服用し、環境調整や療育を行っていくことで、困りごとを減らしていくことになります。
ADHDにおいての薬物療法は、「ADHDをなくす」ためではなく、「社会生活や学業での困りごとを解消する」ための手助けをしてくれるもの、と考えるとよいでしょう。
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発達障害における薬物療法とは?②
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21/10/29 10:12