*運動機能を伸ばしていく
発達障害のある子の中には、運動機能の発達がゆっくりであったり、年齢相応の運動機能の獲得につまづきがある子どももいます。
運動機能でのつまづきといっても、子どもによってどんな動きが苦手なのか異なります。
音楽療法では、子ども一人ひとりに、目標設定と振り返りを細やかに行うことで、子どもそれぞれの苦手を伸ばしていけるようなプログラムづくりをしています。
運動機能に困りごとを持つ子どもに対しては、振りをつけながら歌を歌う、リズムに合わせて簡単なダンスをするという活動を組み込み、運動機能が伸びるよう促します。
*発声・発語を促す
なかなか発声・発語がうまくいかない子どもには、歌や楽器の音を聞かせることで、それが刺激となり、発声や発語を促すきっかけになると考えられています。
このように、発達障害のある子どもへの音楽療法には、たくさんの目的がありますが、注意したいことは、子どもそれぞれの特徴や性格、また音楽療法に何を望むかによって、変化が出るまでの期間や変化の程度が変わってくるということです。
音楽療法を始めてすぐ、子どもに目に見える変化が表れるということはなかなかありません。音楽療法士とも細かく情報共有し、成長を長い目で見守ることが重要です。
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発達障害のある子どもが音楽療法を受ける目的は?②
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22/01/18 10:05