*神経発達症と染色体との関連について研究
障害と神経発達を関連付ける見方そのものは、『DSM-5』で初めて現れたわけではなく、精神医学の中では、一部の障害が中枢神経系の発達阻害に関連しているという仮説が以前から持たれており、研究が進められていました。
近年注目されているのは、神経発達症と染色体との関連で、それぞれ神経の発達阻害をもたらす遺伝学的性質に関する研究などが進められています。
こうした研究に関連し、昨年大阪大学が発表したプレスリリースでは、ある染色体の重複が多動に関連するということを、マウスを用いた実験で示すことに成功したとされ、話題になっていました。
この研究は、神経発達症全体の原因を完全に明らかにするものではありません。
しかし、原因の一部を明らかにする研究を積み重ねることによって、原因全体の解明に一歩ずつ近づいていると言えるでしょう。
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神経発達症の原因は?①
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22/03/31 13:00