こんにちはsakuraの森嶋翼と申します。またまた農園のお話です。さてそもそもsakuraの農園とはどこにあって、どれぐらいの広さがあるのかというところから、すすめていきます。sakuraの開所が2017年、園芸療法や農福連携という、作業がもたらす効果、そして福祉と農業の関係性について子供たちと一緒に学びたいという気持ちから、2018年に能勢町にある貸農園でsakuraの農業体験はスタートしました。そこではトイレあり、休憩スペースあり、ほどほどにお隣の畑の方に迷惑にならないように草をひく程度で、作物もおいしくほどほどに量もとることができました。そしてキャンプ場併設であったたため、農園の園長さんも理解があるかたで、みんなでプールに入ったり、バーベキューをしたりしてそれはそれは大いに満喫しました。
放課後等デイサービスのお兄ちゃんたちも年齢が高くなってきたこともあり、より就労等にも近いような作業にもつながる場所、そして活動自身が少しレベルアップしてストイックな場所になればと、2021年になって吹田市宇野辺の駅近くに農地を借りることになりました。地権者様が高齢になられ、先祖代々の農地を絶やさずに使ってくれるのであれば是非と温かいお言葉をいただき、3300平米という広大な農地を借りることになりました。
そこからは苦難の連続で、元々水田であったため、雨が降ったら沼と化します。それでもスタッフや子供たちと一緒に溝を掘ったり、なけなしのお金をはたいてトラクターやショベルカーなどを導入しつつ頑張って少しずつ畑らしくなってきました。
長くなってきたので、また小分けに話させてください( ;∀;)
写真は折角大きく立派に育ったダイコンさんですが、夜に人のいない時に現れるアライグマやヌートリアに何十本と食べられてしまいました。食うなとはいわん。もっときれいに全部食べなさい。
お隣の畑の方は捕獲器を設置して、唐揚げにおびき寄せられて捕まってしまったアライグマが何匹もいたそうです。動物も生きるために真剣、私たちも美味しいお野菜を子供たちと苦難を乗り越えて作って、地域の方々が「美味しいねー」と言って買って下さる嬉しさを壊されてしまうと、可哀そうという気持ちだけではなかなか済まないものではあります。難しい話ですね。話が脱線してきたので今日はこのあたりで失礼します。。。
アライグマとヌートリアに食べられたダイコンさん
教室の毎日
24/06/13 09:47