「ねぇ、ステムボックスやっていい?!」
一斉活動が終わるなり、の第一声がそれだったA君、どんなにか溜め込んでいた気持ちだったろう、と思い、その内容がとても気になりました。
「ブロックで作る回転ブランコ」というレッスン回。どうやら、一度はやったプログラムのようで、実にスムーズに組み立てていくのです。
どれどれ、どこまで組み立ててるかな、と説明書を見ると、ちょっと図とう・・・
「あれ、これ、A君のオリジナル?」
「そう!違う風に作ってるの。」
説明書よりさらに複雑化させた歯車や高く高く組んだブランコの台、それを手を休めることなく、無我夢中で組み立てています。
途中「あれ、歯車が動かない!」とうまくいかないこともありましたが、
「台の高さがそろってないんじゃない?」と声をかけると、
「あ、そうだ・・ここはこうして・・・」と、解決策を考え、克服する楽しみも感じているよう。
最後は、ブランコに人形も吊り下げられるように工夫して、ブンブン回転させ、満足そう!
楽し気な様子に誘われて、他のお友達も見に来て、会話がはずんだり、そんなことも楽しい要素の一つです。
最後は楽しさのあまり手が止められなくて、どうしても時間内に片付けに取り掛かることが出来なかったけれど、それも学びのきっかけとなったことでしょう!
次回は、ここまで広げたら、片付けるのにこれだけ時間がかかるから・・・と考えることが出来るようになったら、また一つの成長かな、と考えます。
何より、そこまで夢中になって楽しんでくれたことが、うれしく思います。
夢中で楽しむ、っていいな!
教室の毎日
22/01/31 21:11