こんにちは!
ナーシングプラス有松校です!
さてさて、三週間にわたって『感覚のピラミッド』についてお話をしてきました(*^^)
感覚のピラミッドについてお話をし、固有覚と前庭覚についてお伝えをさせてが♪
本日は三つ目の『触覚』について触れて行きたいと思います(‘’◇’’)ゞ
触覚は二つの要素から成り立っています。「原始系(本能的)」と「識別系(認知的)」の二つです。
原始系の主な内容は防衛反応です。識別系の主な内容は素材や形などを認識する力となります。
原始系は成長と共に見られなくなりますが、識別系が働き始め、脳内で交通整理がされます。つまり、外からの刺激に対して、原始系が働かないようにブレーキをかけているのです。逆に、上手く識別系が機能しなければ、原始系が強く残ってしまい、過剰な防衛反応から感覚過敏になってしまう事が多いです。
触覚の統合のつまずきから現れる症状としては、
1.生活面での拒否
→散髪や耳掃除、歯磨き、爪切りなど、身だしなみや健康維持のために当たり前に行われる養育行為への拒否や抵抗が強く出ます。
2.身につける物への拒否やこだわり
→帽子、手袋などを嫌がったり、袖口が濡れるのを嫌がるということもあります。生活面での拒否と同様に、保護者が大変に思うところです。
3.自分から触りに行くが、触られることは拒否
→大人にとって、子どもから手を繋いできたように思えるので握り直そうとすると、拒否されることがあります。自閉傾向があるとこの行動は強まるため、大人側に理解がないと自分勝手な行動に映りがちになってしまいます。
4.触れる素材に偏りがある
→特に多いのが、のりや粘土などの粘着系への拒否が目立ちます。その他に砂や芝生のチクチクした刺激が苦手…などもあります。これらの素材は「触れない」という事がある一方で、一度触り始めると「過剰に触る」場合もあります。
上記でお伝えした内容はほんの一部です。
過度な感覚過敏による生活の困難さを軽減するために、ナーシングプラス有松校では…
職員から児童へのマンツーマンのマッサージを行い、触覚へのアプローチを行っていますよ(*^^*)
きらきら星やきゅうり、どんぐりころころ等の歌に合わせて体の中枢から末端にかけて圧刺激を入力したりしながら、様々な感覚を滋養出来る体作りを行っております(*^^)v
体を楽しく動かしながら、誰でもできる簡単な運動をモットーに、
「できた!」を重ね、自己肯定感を育みつつ
自分の身体に意識を向け「自分を知る」ところから
「他者を知る」に繋げられるような支援をしていきます😄
******
ナーシングプラス有松校
TEL:052-990-1869
E-MAIL:info.arimatsu.plus@nursing.co.jp
https://nursing.co.jp
https://www.instagram.com/nursing.plus/?hl=ja
******
感覚のピラミッド☆触覚編
教室の毎日
21/07/30 17:37