こんにちは。ナーシングプラス有松校です。
本日はペアレント・トレーニングにおいて児童福祉サービスの説明を行ないました。
児童福祉サービスはどういう根拠や考えでもって行われるものなのか、どのようなサービスがあるのか、また各々のサービスの内容とその対価はどのように決まっているのか、などなど、基本的なことを改めて説明する機会となりました。
今回この児童福祉サービスの説明をしたのは、事業所が行なっているサービスについて改めて説明する責任があると考えているためでもあります。
医療現場ではインフォームド・コンセントという言葉がだいぶ浸透してきたと言われています。お医者さんと患者さんとでは知識・技術等で大きなギャップがあるため、医者の側が患者に対して治療方針等を丁寧に説明し、患者側が納得したうえで治療を受ける、というものです。もちろん、丁寧に説明しても解消しきれないギャップがあるため、医者の側には高い倫理性が求められます。
この関係は福祉における支援者と利用者の関係にも当てはまります。支援者は専門家として高い倫理性等をもたなければなりませんが、まずきちんとサービス・支援の方針等を説明しなければなりません。契約時等に説明してはいても、伝えきれていないところも多々あります。こうした点で、サービスについて説明することが大切になります。
こうした考え方は日々の支援でも大切であると考えています。支援者は常に利用者の方のニーズを理解しようと努め、コミュニケーションを重ねてできるだけギャップを埋め、支援に望まないといけません。
こうした基本的でありながらも重要なこうした考え方を今後も大切にしてゆきたいと思っています。
なお、今回のペアレント・トレーニングは児童福祉サービスについての説明でしたが、ご質問の中では障害者手帳の制度のことや、成人の障害福祉サービスに関するものがありました。日本国内にも様々な制度、また法律がありますが、これらがどのように利用できるかについても今後お話ししてゆきたいと思います。
福祉におけるインフォームド・コンセントの大切さ
教室の毎日
22/06/18 19:07