皆さん、こんにちは。LITALICOジュニア名駅教室です。
LITALICOジュニアでは、マンツーマン指導だけでなく、他のお子さまと一緒に授業を受ける集団授業を実施しております。
集団授業では他のお子さまとかかわりながら授業を受けることにより、お子さまが上手に他者とかかわり集団に加わっていくための方法を見つけられる場であると考えております。
そこで今日は集団活動に注目し、お子さまが成長と共にどのように集団とかかわっていくのかをご紹介いたします。
➀母との二者関係(誕生からしばらく)
授乳など母親との必要不可欠な関係性を築いていくなかで、基本的な信頼関係を育てていきます。
②家族集団(4歳ごろまで)
家庭では父親や兄弟との関係性が始まります。そして、家族を基盤として保育園・幼稚園といった非家族の集団との関係が始まっていきます。
③遊び集団(5、6歳まで)
母親や家族と離れて一人遊びができるようになると、徐々にほかの子どもとも遊ぶことができるようになっていきます。そして、並行遊び→集団遊びへ移行していきます。
④学習集団(学童期前期)
この時期になると、先生などの年長者から知識や技術を教わるなど、社会生活の基本的なルールを身に付け始める時期となります。
このように、お子さまはそれぞれの発達時期に沿って必要な集団スキルを獲得していきます。ただ、それぞれのお子さまによって成長のスピードや獲得したいスキルは大きく異なりますのでひとつの目安として考えていただけると幸いです。
次回は③遊び集団に注目し、並行遊びから集団遊びにどのように発達していくのかご紹介します。
お楽しみに!!
※参考文献
ひとと集団・場ーひとの集まりと場を利用するー
著者:山根寛 他
出版社:三輪書店
お子さまの成長と集団生活
コラム
22/07/08 09:55