・数日前(8/13)、バランスボールが2個届きました。
・直径55cmの薄い赤紫と青色のボールがそれぞれ1個ずつです。
・昨日、5歳の男の子、4歳の女の子と一緒に、バランスボールに空気を注入しました。
・注射器のような形をした空気入れから、ボールのおへそに空気を注入します。二人とも顔を紅潮させ、かなりのスピードでピストンを押したり引いたりしています。最後の部分はスタッフ職員が行って、ボールをパンパンにし、空気入れの先を抜いたあと、すぐにピンをおへそに入れて、空気をボールに閉じ込めます。
・バランスボール準備完了です。
・早速、放デイの部屋に行き、こぱんはうすさくらでの試運転というか、初経験です。
・運動能力の高い女の子は、おそれを知らない感じで、ボールの上に腹ばいになろうとしたり、職員のサポートによって、ボールに座ったり、そして、最後は、その子に向かい合う形で、ボールが動かないように両手で押さえている職員の肩に掴まりながら、両足で立とうとします。
・最後は、両手を職員の肩から外して、両足だけでバランスを保ち、ボールの上に立っています。
・満面の笑みです。とても嬉しそうです。
・ここ1ヶ月ほどは、心や行動が少し不安定で、いたずらや禁止行為を行ったり、乱暴な言葉で相手を攻撃することも目立っていて、職員から注意されることが多いお子さんでしたが、最近は、乱暴な言葉は少なくなり、表情も少しずつ柔らかくなってきていると感じていました。
・そして、今日の、心からの嬉しそうな笑顔、心の中から湧き上がってくるような柔らかな表情がとても印象的でした。
・自分でうまくできたという喜びが一番大きかったと思いますが、同時に、一人のスタッフ職員がずっとサポートし、励ましや賞賛の言葉をかけ続けていたことも、この子の心の中に沁み込み、心が柔らかく膨らんだようにも思います。
・これからも、一人ひとりの子どもたちにていねいに関わり続けたいと思います。
※その子の心の中に、スタッフ職員が住むことが出来るように… T.T
【子どもたちにていねいに寄り添い、向き合うことの大切さ】
教室の毎日
22/08/16 20:53