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【送迎あり】こぱんはうすさくら 札幌太平教室のブログ一覧

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【子どもの頃の夕暮れに何を思い出しますか】

教室の毎日
【子どもの頃の夕暮れに何を思い出しますか】 ~子どもの頃の夕暮れ、煙突の煙、明かりのともる家、夕餉の匂い、「おかえりなさい」という母の声
~夏蝉の声、失われた風景

・ご存知ない方が多いかと思いますが、熊木杏里というシンガーソングライターのセカンドアルバム「無から出た錆」の中に「夏蝉」という歌があります。
子どもの頃の情景と心を唄っています。

【 夏 蝉 】
いつからだろう あの道を 通学路と呼ばなくなったのは
一年中を過ごしていた 楽しい絵はがきを みんなで書いた
川沿いの家々が 日暮れと共に見えなくなってゆく
バイバイを言えば おかえりが今も聞こえてくる

   戻りたくて 戻れない あの道で
   幸せだけが歩いている
   今の暮らしの中では もう会えない
   止めどない毎日
だれも言わないことだけど  あの家に帰りたいよ
夏が来れば庭先には 水まきしてできた虹のプール
隣の家々は 無限のジャングル 赤い実をとって
自転車に乗せた ただいまが今はもう言えない
   
時はめぐる めぐって離れてゆく
景色の中で 少しずつ
灯りのない窓が 僕を呼んでる
月よりも空の下

戻りたくて 戻れない あの道は
どんな夢でもつくれていた
明日もきっと 知らない子どもたちが
通る通学路

戻りたくて 戻れない あの道で
  幸せだけが歩いている
  今の暮らしの中では もう会えない
  止めどない毎日
 
◎夏の長い日、友だちと外で目一杯と遊び回った夕暮れ時、「バイバイ また明日ね」と手を振り、それぞれ自分の家に向かう子どもたち。家からは、晩ご飯の仕度のいい香りがして、「ただいま」というと「おかえり」と振り向いて答える母の笑顔。
悲しさも、淋しさも、辛さもなく、明日の幸せも信じていた子どもの頃
そんな情景と心を、この詞は唄っているように思います。
◎この歌詞とメロディーを聴き、きっと多くの人は、それぞれの子ども時代のあの風景を思い浮かべると思います。
◎小さい頃、母に抱かれたという記憶も、その後、母に愛されたという記憶もあまりない僕でも、遊び疲れて家に帰ったときに、晩ご飯の匂いやテレビの音が聞こえ、母の気配がするとホッとした記憶が今も強く残っています。
 ただ、母の視線を見るのが恐かったけれど……(笑)。
◎小学校の頃の、母親の思い出は、みんなはどんなものを持っているのでしょうか。

◎韓流ドラマ「冬のソナタ」特別編を見ました。
◎そこで、ユジン(チェ・ジウ)がチュンサン(ペ・ヨンジュン)に、家について言った言葉。
 「形としての家はどうでもいいんです。好きな人の心が、一番素敵な家だと思います」
 
◎豪華な家、素敵な家がたくさん建っているけれど、家は形(器)ではなく、心が大切なんだとあらためて思っています。

★児童デイサービス「こぱんはうすさくら札幌太平教室」にも、毎日、たくさんの子どもたちが保育園・幼稚園、学校から帰ってきます。
「ただいま」というと「おかえり」と笑顔で応えるお母さんやお父さんでありたいです。
★悲しさも、淋しさも、辛さや怒りもふわっと包み込み、明日の幸せを信じられる気持ちで、子どもたちのお家に帰してあげたいです。
◆但田たかゆき

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