【北海道弁などの文化を子どもたちに伝えていくのも児童デイサービスの役割かも?】
・最近の子ども達は、北海道弁をあまり知らないことが、前に勤務していた児童デイの療育の中で気づき、2日間にわたって、クイズ形式でいろいろな問題を出し、その言葉の意味を解説しています。
「なして」「なんも」「したっけ」「こわい」「おばんです」「しばれる」「しゃっこい」「なまら」「うるかす」「どんぱ」「ばくる」「みったくない」「じょっぴんかる」「わや」「ちょす」「押ささる」「あずましくない」など、その言葉を知らない子がほとんどでした。
・今の若いお母さん方は、もうこの言葉を使わないことが多いと思いますし、子ども達が耳にする機会も少なくなっているのだと思います。
・僕は富山県出身で、高校を卒業して北海道にやってきましたが、「手袋をはく」という言葉に最初びっくりしたことを思い出します。
富山では「手袋をはめる」です。また、ごみは『なげる』ではなく、『捨てる』です。
・でも、北海道の生活が数十年になると、普段使う言葉はすっかり北海道弁で、たまに富山に帰省しても、富山弁はスムーズに出てきません(笑)
・担当した先生からは、北海道の文化としての「子ども盆踊り歌」の解説もあり、子ども達はいろいろ学べたと思います。
・その土地の文化、言葉を子ども達に伝えていくのも、児童デイのひとつの大切な療育かもしれません。
・文化は、ネットの映像とかではなく、人の生の言葉や動作、そしてコミュニケーションで伝えていく必要があるように思います。
その方が子ども達も文化を実感でき、人からのフィードバックを喜んでくれるように思います。
★4月になったら、こぱんはうすさくらでも、北海道弁テストをやってみたいと思います。
◆但田たかゆき
【北海道弁などの文化を伝えていくのも児童デイの役割かも?】
教室の毎日
23/04/01 21:30