【お子さんの送迎について】【一緒に遊ぶこと】【実況中継】
※以前勤めていた児童デイサービスでの話です。
・保護者の方や学校に確認していた時間に迎えに行ったにもかかわらず、◎◎くん(小2)はその10分ほど前に学校の玄関から出てきていたようで、職員が着くと不安そうな表情だったそうです。
・来るべき迎えがなかなか来ないと、大人でも不安が高まっていきます。小学校低学年であれば、その不安の大きさはどれほどでしょうか?
・送迎時間をきちんと確認することの大切さ、
そして、場合によっては、その予定時間よりも早く子どもが出てくることもあるという可能性を踏まえての行動が必要かもしれません。
・子どもの身になっての行動が僕たちに常に求められていることであり、また、子どもの成長、発達にプラスになる関わりが求められていると思います。
・今日は、他の先生方が送迎に出ている間、◎◎くんに誘われて「ぐらぐらゲーム」をしました。
二人とも、このゲームは初めてのため、説明書を見ながら、「あれ?」「これでいいのかな?」と言いながら、塔を組み立て、そして取り組みました。
・◎◎くんはとても楽しそうです。僕は真剣に取り組みましたが、僕の番の時に、塔のバランスが崩れて、塔の各階に並べられた多くの人形が一気に落ちてしまいました。
それを見て、◎◎くんは万歳をして「やったぁー」と喜び、それを来所したばかりで、その様子を少し見ていた◇◇ちゃん(小2)に伝えます。勝ったことはもちろん、職員と一緒にあれこれ会話をしながら対戦したことが楽しかったようです。
・僕は、◎◎くんに限らず、子ども達と遊ぶ時は、自分も童心に帰って遊ぶことが多いです。そして、なるべく、そのゲームの状況、子ども達の動作などを言葉で実況中継したり、自分の気持ちや考えを言葉として表現するようにしています。
・スポーツも、実況中継があると見ていても面白いですし、選手もテンションが上がります。場を盛り上げ、子ども達の気持ちを盛り上げることが僕たちの一つの役割と言えるかもしれません。
◆但田たかゆき
【お子さんの送迎について】【一緒に遊ぶこと】【実況中継】
教室の毎日
23/04/04 23:30