【今の自分の心に必要なものは...? センセーショナルカラーセラピー】
だんだんと暑くなってきましたね。
みんなでよく行く公園の大きな木には青々とした葉っぱが生き生きと生い茂り、夏の訪れを感じています。
さて、6月22日(木)の療育では、またまたかえ先生によるカラーセラピーを行いました。
前回に引き続き、小学生の女の子2人と中学生の女の子の3人が参加しています。
今回は「センセーショナルカラーセラピー」という 今の自分に必要なもの、心の支えになっているものについてのセラピーでした。
10色ある小瓶の中から、「今気になる色」を2つ選びます。
中学生の女の子は、マゼンタとイエローを選びました。この2色には、希望やチャレンジ、わくわくする気持ちの意味があるようです。
「選んだ理由はなんとなくかな。」と話していたのですが
「何か楽しいことはあった?」と先生が聞くと
最近新しい環境でお友達ができたことや、その場所でとても楽しく過ごしていることをお話してくれました。
「希望」という素敵な言葉の響きがとても嬉しかったようです。
そして小学生の女の子たち2人は少し緊張しているような様子でしたが、
それぞれグリーンとパープル、スプリンググリーンとレッドを選んでいました。
まずグリーンとパープルにはどんなものでも好きになれる(ユニバーサルラブ)、感受性、意志の強さなどの意味があるようです。
「○○ちゃんは、何が好き?」と聞かれると、お家で飼っているハムちゃんと答えてくれました。
色々なものに対して「好き」と思うことのできる心の素直さや感性の豊かさなど、女の子の素敵な一面が沢山表れていたと思います。
また、スプリンググリーンとレッドには新しい始まり、絵を描く、物を作る、エネルギッシュなどの意味があります。
こちらは手先が器用で絵がとても上手な女の子だったのですが、これからも自分自身の好きなこと、得意なことの可能性がこぱんでの先生方やお友達との関わりや経験を通してどんどん大きく広がっていくことが出来たらいいなあと感じました。
そして今回、実は私も子どもたちと一緒にカラーセラピーに参加し、色を選んでみました!
色の意味やかえ先生のお話を聞いてみると
「これ当たってる...!」と感じたのと同時に、
自分の気持ちを人に受け止めて貰えたような気がしてなんだかほっこりしてしまいました。
「自分の心や気持ちをありのままに表現すること」は決して簡単なことではありませんし、時には勇気が要ることかと思います。
ですが、こぱんで過ごす日々の中で子どもたちが今の心や気持ちを知り、そして自分自身を知るということに少しずつでも繋がっていくといいなと感じています。
今回のカラーセラピーは子どもたちにとって、とても大切な時間になったのではないでしょうか。
◆心理指導担当 竹野佑香
【自分の心に必要なものは? センセーショナルカラーセラピー】
教室の毎日
23/06/26 10:35