放課後等デイサービス
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【空きあります(1枠)、送迎あり】こぱんはうすさくら 札幌太平教室

近隣駅: 百合が原駅、太平駅 / 〒002-8006 北海道札幌市北区太平六条五丁目1-35
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【こぱんはうすさくらの新人の若いスタッフ職員へのアドバイス】

教室の毎日
【こぱんはうすさくらの新人の若いスタッフ職員へのアドバイス】

ある若いスタッフの先生か質問がありました。
というか、アドバイスを求められました。

次のような内容です。
「ここ最近では、放デイの小学生メンバーとの信頼関係は土曜日のプログラムや外遊びや日頃の関わりの中で築きつつあると思っています。
一方、幼児さんとどう接すればいいのか未だにわからない自分がいます。
それは自分が変わらなきゃいけない部分であると自覚しています。
学童期は学童保育に行っていましたが、引っ越しなどの関係で幼稚園、保育園にはあまり行ったことがなく、子どもたちに先生がどのように関わっていたのかわからないまま、今に至ります。
幼児さんとも信頼関係を少しずつ築いていきたいと思っています。幼児さんとどのように集団活動の場面で関われば良いのでしょうか。教えていただけますか。」

★このことに対して、僕はこんなふうに答えています。
「※抽象的な言い方になってしまいますが、
【いろんな子どもと周波数を合わせる努力を続けること】
【子どもの認知行動特性を知ること】
【ドラえもんの四次元ポケット】というか、子どもと関わるためのたくさんの引き出しを持つようにすること、
【子どもに好きになってもらえるような努力をすること】
などが大切だと思いますが、
これは、そう簡単に身につくものでもありません。」

「子どもに対して、
『あなたのことに関心があるし、あなたのことをもっと知りたいし、あなたの力になりたい』
という雰囲気やオーラを発信し続けることです。」

「僕の場合は、児童デイサービスの前は児童相談所に長く勤務していて、その中で、相談員や児童福祉司、スーパーバイザーの仕事の他に、児童心理司(心理判定員)の仕事をトータルして20数年行っていたこともあり、その仕事柄、子どもとの関わり方を自然に身につけたというか、身につけざるを得なかったところがあります。」

「児童相談所では、全く初めて会う子どもの心理検査を行うことが多く、その初対面で、いかに子どもとのラポートを形成し、子どもの可能性を引き出せるかが問われました。
ごく限られた時間で、いかにその子に周波数を合わせられるかにかかっています。ラジオのチューニングです。
今も毎週土曜日は、児童精神科クリニックで心理テスターを行っていますが、毎回真剣勝負です(笑)」

「僕の場合は、もともと子どもが好きなこともあり、ちょっかいをかけることが多いです。
そんな中で、相手の周波数を探りながら、自分の受信機をチューニングしていると言ったら良いでしょうか。」

「また、その子のことを観察して、ある程度のイメージを持てたら、
『僕はこんな人間だよ。もしよかったら、遊んでくれない?』とこちらの方からいろいろ電波を出していきます。
また、ちょっかいを出し、一緒に遊びながら、その子を観察し、その子の理解を深めています。」

「ただ、何よりも大切なことは、子どもが好きであり、その子の発達や成長を応援したいという気持ちであり、
そして、子どもと関わること、遊ぶことに自分自身が楽しめ、喜びを感じていられるかだと思います。」

「そして、今後、何らかの理由で、その気持ちが薄れてしまったら、僕は、子どもと関わる仕事は辞めなければいけないかなと思っています。

「僕にとって、子どもの笑顔が僕の仕事のエネルギーですし、
心の癒やしです。」

「★そして、僕の子どもとの基本的な関わり方は、
【インリアルアプローチ】です。
こちらが鏡になり、オウムになって、子どもたちの言動を写したり真似たりし(ミラーリング)(モニタリング)、そして、子どもの言動を実況放送したりします。
また、子どもたちの遊びに入り、一緒に喜ぶだけでも、それは、子ども達にとっての大切な療育になります。

以上、取り急ぎ返信します。  ただ」

《参考》
インリアル・アプローチのポイントは、
1)子どもをありのままに受け止める。
2)子どもに「反応的」にかかわる。
3)狙いを持ってかかわり、子どもの言語とコミュニケーションを育てる。
というものです。

その基本姿勢は、SOUL。
Silence: 静かに見守る。
Observation: 興味や遊びを観察する。
Understanding: 気持ちや発達レベルを理解する。
Listening: 言おうとすることに心から耳を傾ける。

そして、インリアルのことばかけ10の技法は、以下の通りです。
1)ミラリング: 行動をまねる。
2)モニタリング: ことばをそのまままねる。
3)リフレクティング: 子どもの発音や文法の間違いを直して聞かせる。
4)セルフトーク: 自分(援助者)の行動や気持を言語化する。
5)パラレルトーク: 子どもの行動や気持を言語化する。
6)エキスパンション: 一語文を二語文にするなど、拡充して返す。
7)モデリング: 子どもが言うべき言い方でモデルを示す。

◆但田たかゆき
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