放課後等デイサービス

【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)/のブログ一覧

  • 送迎あり
  • 土日祝営業
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(430件)

不思議な言葉Pert2 「DAKARA??」

サントリーが発売している飲料水「DAKARA」 白いパッケージでハートマーク💖が印象の「DAKARA」 グレープフルーツ味ですごく美味しいです。 本日はこの「DAKARA」の話ではなく、 日本語の「だから」の話になります。 前回の「なんで?」に続き、「だから」は、 あまり良い印象を受けません。 その理由は、「だから」の後は、 禁止や完全否定の言葉が続くことが多いからです。 「だから、ダメなんだって!」 「だから、意味ないって!」 などなど。 例えば 保護者:「宿題やりなさい!」 お子さま:「だから今やっている!」(少し切れ気味) 保護者:「片付けしなさい」 お子さま:「だから今やってるよ!」(こちらも切れ気味) 「だから」の文章を使うと、 受け手は「話し手がキレている」「自分が全否定」に あったような感じます。 そのため、 保護者様は、お子さまに対して 「だから+否定語」は 使わないようにした方が良いかと思います。 喧嘩の原因になります。 また、「だから」を頻繁に使うお子さまは、 国語力がなく語彙が足りないので、「だから」を使って 文章を勝手に完結させようとする傾向が強いことがあります。 速さの文章題を解いています。 生徒:「時間を求めるには、A÷Bですか?B÷Aですか?」 先生:「この問題は速さの問題って気付いた?」 生徒:「当たり前です。公式も知ってます。」 先生:「知っているなら、時間を求める公式を教えて?」 生徒:「だ・か・ら、今は、それは関係ないです。」 先生:「とりあえず、み・は・じの公式に入れて教えて?」 生徒:「・・・・」 先生:「大丈夫?わかる?」 生徒:「だ・か・ら、A÷BなのかB÷Aなのか教えてください」 先生:「みはじの公式を知っているなら、どっちかわかるよ?」 と10分以上、禅問答が続きましたが、結局この生徒は 文章中の数字が道のり・速さ・時間のどれに対応しているかを 理解してませんでした。 算数・数学でも国語力は重要になります。 本来は、みはじの公式 → 時間=道のり / 速さ  → 分数⇔割り算 という流れで理解して欲しかったです。 さて、 「だから」はあまり使わない方が良いと書きましたが、 私はこの「だから」を国語では多用しています。 よくブログに書いているので見た保護者様もいるかと思いますが、 生徒:「先生、消しゴム忘れた」 先生:「消しゴム忘れたら間違いないように書かないとね」 生徒:「先生、消しゴム忘れた」 先生:「消しゴムを忘れたんだね。だからどうしたいの?」 生徒:「消しゴムを貸して下さい」 先生:「GWは何をしましたか?」 生徒:「~に行って~して~したから~で~だった。」 先生:「なるほど、だから結局、何をしたの?」 というように、 ◆文章が中途半端な場合 ◆文章が長く要点がつかみずらい場合 そのようなときに「だから」を使います。 そして、国語の授業ではよく「だから」を使います。 それくらい、文章の要点を説明するのが 苦手な子が多いです。 使い方としては 「だから」+「疑問語」 「だから、どうした?」 「それで、だから何をした?」 語尾を上げるのがポイント。 さらに、「それで?だから?どうした?」と 子どもを誘導するようにするのも良いかと 思います。 今はネットを使えば簡単に答えは見つかります。 しかし、重要なことは、答えがあっている、あっていない ことよりも、それを導く過程です。 「それで?だから?なんで?どうして?」を繰り返すことで 子どもたちにコミュニケーションの重要性と国語力の強化を 学んで欲しいと思っています。

【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)//不思議な言葉Pert2 「DAKARA??」
Gripキッズ職員日記📝
24/05/13 19:53 公開

不思議な言葉「なんでですか?」

4月も下旬。学校に慣れたころかと思います。 今は5月に運動会や体育祭を行う学校もあり、 運動会といえば「秋の大運動会」 この言葉は、昭和の話になってしまったように感じます。 今回のタイトル不思議な言葉「なんでですか?」ですが、 添削をしていると数人の子どもから「なんでですか?」という 言葉を聞くことがあります。 使い方の例ですが、 先生:「この答え間違っているよ。もう1回考えてみようか?」 生徒:「え??なんでですか?」 この場合の「なんでですか?」は、 添削が間違っているよ!なのか 絶対にあっているよ!という意思表示なのか、 「なんでですか?」は、添削側からすると困惑する言葉です。 先生:「とりあえず解いてみよう!」 生徒:「AにBを足してCで、Cに3を掛けて5を足す」 先生:「よくわからないから紙に途中式書いて」 生徒:「書くのは面倒、書いたら計算が遅くなる、暗算の方が確実」 など言い訳が多くなる傾向もあります。 相手に伝える説明力や計算などの見直し力も弱いです。 小さい子に多い「なんで?どうしては?」単純な疑問なので 問題ありません。むしろ大人は上手に回答する必要があると思います。 今回の「なんでですか?」は、 疑問ではなく反語の使い方をしていて、 「なんでですか?いや合ってますよね?」が近いように思います。 大人の世界でいう「逆切れ」に近いニュアンスがあるように感じるため、 あまり良い表現ではありません。 口癖にならないように気を付けてほしいと願っています。

【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)//不思議な言葉「なんでですか?」
Gripキッズ職員日記📝
24/04/25 16:05 公開
チェックアイコン

現在この施設は、発達ナビでの問い合わせを受け付けていません。
近隣施設をまとめてお問い合わせしませんか?


掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。