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感覚統合アプローチは段階が重要!

教室の毎日
2024年もあっというまに二週間が経ちますね。
体験・見学のお問い合わせも増えてきましたので、施設をお探しの方はぜひお早めに一度ご予約くださいませ。

さてさて🎵ここでは感覚統合アプローチをベースに、運動や制作、遊びの中で凸凹調整を行なっています。

実はこれにはかなりハイレベルのスキルが求められます。
【Aくんにはこの方法で!】と言ったマニュアル的なことでは、個々の課題や成長背景に伴う的確なアプローチが到底不可能なので、まずはコミュニケーションの中で個人の課題背景を洗い出します。
とはいえ、洗い出したものが全てではなく、その課題背景すら日々様々な相互関係によって変化していく子どもたちですから決めつけることもできません。

例えば、触覚に課題があると診断され来所されるお子様でも、実は触覚によりも聴覚過敏が優位で、その影響で表に出てわかりやすく判断される問題行動が触覚に出ている・・ということもあれば、
「落ち着きがない」「多動」の課題があるお子様に、落ち着いて手順を考えて取り組めるようにする訓練をしたところで、そこに自発性が伴わなかったり、強制的であったりすると、その時点で訓練成果は10%にもなりません。
なぜならば、多動になる傾向として、何かをしながら何か別のことを考えていたり、今着手している行動と、頭の中で考えていることが異なっていることが通常運転なので、これを改善しようとすることそのものがストレスになります。

同じトレーニングをする時にも、本人の自発性に伴うアプローチをしながら、「何かしながら何かする」この、脳の使い方の中に必要な手順を組み込み、「何かしながら何かする」をうまく活用しながら一つのことに集中していけるサポート力が必要になります。

要するに、私たち指導者は子どもの脳内の展開スピードの一歩先を走っていないといけないので、常に脳内フル回転で、目の前の子どもの行動展開に対して、指導側がいかに感覚統合していけるか?しかも一歩先で!という高度な指導力が問われます。

形に嵌め込むスタイルではない分、わかりづらいので、私たちは毎日写真付きの活動報告書を保護者さまにお迎え時にお渡しさせていただいております。

ただ遊んでいるだけではなく、でも、本人の主体性を軸に、課題に取り組める環境づくりを日々子どものその時々のコンディションに合わせて働きかけていくわけです。

子供達が来所した時に様子から、その日どんなふうに関わることがベストか?を考えます。
調子が良い日もあれば、情緒不安定な日もある。
他のお友達との相性もあれば、先生たちとの相性もある。

でもこれはまさに、生きていることそのもので、社会です。

「この場所でできるようになればいい」ではなく、私たちの支援はもっともっと先を見ていて、人として生きていく上で自分をコントロールすることができる力をつけていけるように⭐️が願いです。

また詳しく別の記事で書かせていただこうと思いますが、幼少期からのあらゆる習慣は、友人・異性関係にも影響し、特に異性関係や性における問題の中で突如問題として勃発したりします・・・

小学3年生以降になると、その傾向も見え隠れし始めますよ。


今年も2月から1ヶ月間は保護者さまとの面談がスタートします。
昨年も、ここで親御さまとじっくりお話しができたことで子どもたちの生活背景が見えやすくなり、課題に対しても取り組みやすくなりました。
ご家庭によっても方針やご要望も異なるので、私たちの方針とご家庭の方針こそを統合させて、大切なお子様に関わらせていただきたいと考えています。


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