児童発達支援・放課後等デイサービスの仕事に就いて、最初に驚いたことがある。
それは、「これほど多くの大人が一人の子どもに関わるのか」ということだった。
私の教師時代、担任を持てば約30人の子どもたちの成長を見守りながら授業を行い、学級経営をし、自分の校務をこなし、約30人分の保護者対応も行う。それが当たり前の日常だった。初めて担任を任されたクラスは42人学級だった。
もはや何が何だかわからない状態だった。
授業は教師の指導力任せで何があっても進めなければならない。
例え授業崩壊が起きても自身の責任だ。
子どもたちの反応はとてもシビアなものだった。
私が担当していたのは国語という主要教科だったため、体調を崩しても休むより学校へ行った方が楽だと感じることもあった。自主課題を準備するより、自分が授業をした方が早い。そんな思いで、気力だけを頼りに学校へ向かう日も少なくなかった。
高校では剣道部の顧問も務めていた。自ら防具を着けて生徒と稽古をし、その後に授業準備へ向かう毎日。今思い返しても、「もう一度やりたいか」と聞かれれば、迷わず首を横に振るほど大変だった。
うん十年も前の内容なので、もちろん今ではもっと改善されていることと思う。
一方で、児童発達支援や放課後等デイサービスでは、一人だけで子どもを支える場面はほとんどない。
個別療育を掲げる事業所であっても、配置基準に基づいた複数の職員がいる。そして、医療・介護・福祉・教育・保育など、さまざまな分野で経験を積んだ大人たちが、それぞれの専門性を持ち寄りながら、一人の子どもを支えているという環境には本当に驚いた。
同時に、「子ども一人を支えるには、これほど多様な視点が必要なのだ」と実感した。
しかし、その一方で難しさもある。
経験や専門分野が違えば、子どもへの関わり方や価値観も異なる。私自身も、異なるバックグラウンドを持つ支援者と子どもへの関わり方について意見を交わしたことがある。
どちらが正しいという話ではない。
だからこそ大切なのが、事業所としての 指針 だと私は考えている。
どんな活動を提供するのか。
子どもとどう向き合うのか。
何を大切にして支援を行うのか。
その軸は事業所ごとに違っていていい。
むしろ違いがあるからこそ、保護者は自分の子どもに合った場所を選ぶことができる。
ただ、その指針が曖昧なままでは、働くスタッフも支援を受ける子どもたちも、どこへ向かえばいいのか分からなくなってしまう。
私自身、会社員として働いていた頃、方向性が見えない職場では働き続けることの難しさを感じた経験がある。
だから私は、自分たちの事業所では「ぶれない指針」を前面に出している。
ここなら安心できる。
ここは考え方がぶれない。
だから任せられる。
そう感じていただけるような、約束のような存在でありたいと思っている。
自分の考えを発信することには勇気がいる。
賛否があることも分かっている。
それでも、「その考え方がいい」と共感して一緒に働いてくれるスタッフが集まり、同じ方向を向いて歩んでくれることは、本当に幸せなことだ。
このブログも、私自身の考えをそのまま綴っている。
良いと思う人もいれば、そうでない人もいるだろう。
それでも、忙しい毎日の中で時間を割き、この文章を読んでくださる方がいることに、心から感謝している。
小学校ではこれから保護者面談が始まる。
先生方は、一人ひとりの保護者と向き合い、子どもの成長について語り合う時間を過ごされることだろう。
教師だった頃の自分を思い出すと、その大変さは痛いほど分かる。
だからこそ、わが子がが毎日楽しそうに学校へ通えていることに感謝し、先生方には「ありがとうございます」と伝えたい。
一人で多くの子どもたちと向き合い続ける先生方への敬意は、教師を経験した今でも変わることはない。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
それは、「これほど多くの大人が一人の子どもに関わるのか」ということだった。
私の教師時代、担任を持てば約30人の子どもたちの成長を見守りながら授業を行い、学級経営をし、自分の校務をこなし、約30人分の保護者対応も行う。それが当たり前の日常だった。初めて担任を任されたクラスは42人学級だった。
もはや何が何だかわからない状態だった。
授業は教師の指導力任せで何があっても進めなければならない。
例え授業崩壊が起きても自身の責任だ。
子どもたちの反応はとてもシビアなものだった。
私が担当していたのは国語という主要教科だったため、体調を崩しても休むより学校へ行った方が楽だと感じることもあった。自主課題を準備するより、自分が授業をした方が早い。そんな思いで、気力だけを頼りに学校へ向かう日も少なくなかった。
高校では剣道部の顧問も務めていた。自ら防具を着けて生徒と稽古をし、その後に授業準備へ向かう毎日。今思い返しても、「もう一度やりたいか」と聞かれれば、迷わず首を横に振るほど大変だった。
うん十年も前の内容なので、もちろん今ではもっと改善されていることと思う。
一方で、児童発達支援や放課後等デイサービスでは、一人だけで子どもを支える場面はほとんどない。
個別療育を掲げる事業所であっても、配置基準に基づいた複数の職員がいる。そして、医療・介護・福祉・教育・保育など、さまざまな分野で経験を積んだ大人たちが、それぞれの専門性を持ち寄りながら、一人の子どもを支えているという環境には本当に驚いた。
同時に、「子ども一人を支えるには、これほど多様な視点が必要なのだ」と実感した。
しかし、その一方で難しさもある。
経験や専門分野が違えば、子どもへの関わり方や価値観も異なる。私自身も、異なるバックグラウンドを持つ支援者と子どもへの関わり方について意見を交わしたことがある。
どちらが正しいという話ではない。
だからこそ大切なのが、事業所としての 指針 だと私は考えている。
どんな活動を提供するのか。
子どもとどう向き合うのか。
何を大切にして支援を行うのか。
その軸は事業所ごとに違っていていい。
むしろ違いがあるからこそ、保護者は自分の子どもに合った場所を選ぶことができる。
ただ、その指針が曖昧なままでは、働くスタッフも支援を受ける子どもたちも、どこへ向かえばいいのか分からなくなってしまう。
私自身、会社員として働いていた頃、方向性が見えない職場では働き続けることの難しさを感じた経験がある。
だから私は、自分たちの事業所では「ぶれない指針」を前面に出している。
ここなら安心できる。
ここは考え方がぶれない。
だから任せられる。
そう感じていただけるような、約束のような存在でありたいと思っている。
自分の考えを発信することには勇気がいる。
賛否があることも分かっている。
それでも、「その考え方がいい」と共感して一緒に働いてくれるスタッフが集まり、同じ方向を向いて歩んでくれることは、本当に幸せなことだ。
このブログも、私自身の考えをそのまま綴っている。
良いと思う人もいれば、そうでない人もいるだろう。
それでも、忙しい毎日の中で時間を割き、この文章を読んでくださる方がいることに、心から感謝している。
小学校ではこれから保護者面談が始まる。
先生方は、一人ひとりの保護者と向き合い、子どもの成長について語り合う時間を過ごされることだろう。
教師だった頃の自分を思い出すと、その大変さは痛いほど分かる。
だからこそ、わが子がが毎日楽しそうに学校へ通えていることに感謝し、先生方には「ありがとうございます」と伝えたい。
一人で多くの子どもたちと向き合い続ける先生方への敬意は、教師を経験した今でも変わることはない。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・