好きな子、嫌いな子、苦手な子…心の中でそんな気持ちが湧いてもいいと私は思う。みんながなかよしなんてありえない。大人の世界だってあるのだから子どもの世界でもあって当然であると思う。
しかし、相手にその気持ちを表現してしまうことは違うと感じる。
子どもたちにもそのように私に伝えている。
嫌いな子、苦手な子がいる特定の曜日はアンフィニには行きたくないと伝えてくれたお子さんがいました。保護者の方はお子さんの気持ちを受け取って特定の曜日はしばらくお休みをしていました。
保護者の方に久しぶりにお話を伺うとお休みをしていた特定の曜日は習いごとをはじめ本人も楽しく通っている。アンフィニにはお休みをしている特定の曜日にも通った方がいいこともわかっている、嫌な子がいるから行かないこともどうなのかなとも思っているとおっしゃっていた。
いつまでも親が子のそばにいられないため嫌な子に対しての捉え方や関わり方は本人が学んだ方がいいことを私は伝えた。今は親が何でもお膳立てしてあげられるが、成長とともに子は親とも距離を取っていくようになったときに親は介入もできない、意見も聞かない時期もいずれくる。自分で乗り越えていける力を養っておかないとならない。そのための経験をするのがアンフィニですとお話の最後に締めくくった。
大人が思う以上に子どもはものすごいスピードで成長をしている。
良いこと楽しいことだけの経験を大人が子どもに用意し続けることは難しい。
嫌だ、やりたくないことに直面したときにどのように捉えるか、どのように心を軽くするかという経験もときに必要であると感じる。
私は現在、経営者として用意しなければならない、やらなくてはならない苦手な仕事の時季に直面している。私にとって楽しくない、苦手な仕事であるが心を「無」にして淡々とさばいている。いや、若干ため息が時々出ている。本当に嫌なのだ。
大人だってやりたくないことがある。やりたくないことの方が多いのだからそこをどのように捉えて行動していくかが人間としての真価ではないだろうか。
大人も子どもも嫌なことも一緒に乗り越えて行こう。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
アンフィニでは1週間を通しての活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「嫌なこと」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/06/12 06:08
