本日は保育所訪問に関するお話となります。
先月の下旬頃のお話ですが、当教室に通っているお子様(A君)の保育園に私と心理専門職員の2名で保育所訪問を行いました。
以前より、保育園の担任の先生からA君の保育園内での支援について知りたいと、ご相談がありました。保育園側と情報を共有し、次の支援に繋げるためにも今回は保育参観の期間に保育所訪問を行う運びとなりました。
保育参観の期間でお忙しい中、保育園様のご厚意で、給食までご用意いただきました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。
活動はリトミックの動物模倣、絵本読み、外遊びを見学させていただきました。
教室内には、講師の先生の他に担任の先生と補助の先生がおり、計5人の先生方がいらっしゃいました。
A君のクラスにはA君以外にも支援が必要なお子様がいらっしゃるようで、見学したすべての時間を通して先生方が、お子様1人1人に合わせる支援について普段から試行錯誤していらっしゃるのをヒシヒシと感じた時間でした。
A君はどうしても長い時間集中することが難しく、動きが激しいお子様です。私たちの教室に通所し始めた当初は、椅子に座ることが出来ず、走り回っていました。
ですが、少しずつ彼の中でも成長し、今では椅子に座れる時間が長くなってきています。お話もとても上手になりました。今回保育園の中でも、先生に一生懸命自分の言葉で物事を伝えようとしたり、集団の中で座り、お友達と交流する姿が見られ、とても感動しました。
私たち児童発達支援は、支援を行う上で幼稚園や保育園、そしてご家族の皆様のご協力があってこそ良い支援を提供し、次につなげることができます。
今回の保育所訪問でも、日頃から手厚くお子様に合わせてご指導してくださっているからこそ、園の外でも力が発揮できるようになったのだと感じました。
次回は保育園の先生方にご来所いただき、こちらでのA君の様子を見学していただく予定です。
このように当事業所では、保育園や幼稚園に訪問させていただき、随時面談等も行っております。
より良い支援に繋げるためにも各関係機関との連携は必要不可欠です。今後もご利用者様により良い支援を提供できるよう、邁進してまいります。
保育所訪問 児童発達支援(ゆうり先生)
教室の毎日
25/02/07 18:28
