てらぴぁぽけっと新潟中央教室の内藤です。お願いいたします。
こちらのブログでは活動や療育の目的などを掲載していきますので、教室のことをすこしでも皆様に知っていただけましたら幸いです。
私達はてらぴぁぽけっとの教室の中で、さまざまな療育プログラム、セラピーを行っていきます。
今回は一番始めの投稿ですので、まずはそのご紹介を。
はじめにリズムウォークでは、歩くという基本的な体の使い方。まだ未就学期では発達段階の感覚の処理を「周りの人とペースを合わせて歩く」事を手がかりにして、身につけていく療育です。
周りの人を見る。一緒に動く。一緒に止まる。大きく見れば、単調な動作ですが、体はとても細かく動いています。足はもちろん、手、目、首、を目的をそれぞれ持って動かしていかないと、体も脳もすぐに疲れてしまいます。
体を上手に動かせることは机上での活動や遊び、食事、睡眠などの身辺自立などを行う上でも基礎になります。だから、私達はリズムウォークを一番初めに行います。
リズムウォークでは「周りの人とペースを合わせて歩く」為に様々な方法や設定を行います。周りと別々の事をしてしまうのであれば、まずはそこに座るところから。あるいは先生と手を繋いで立って見る。
歩くスピードを合わせることが難しければ、先生に前に立ってもらったり、手を繋いで一緒にペースを合わせていきます。
歩いている内に体がゆらゆらしてきてしまう時は何かを手に持ちながら歩く事で、手を安定させてから歩く、という事もあります。
始まりの会では、お子様が学んだことを活かして、園や学校で過ごしている場面を想定しています。
ですから、先生をよく見て、場面を読み取って、お返事したり、お話したり。ご挨拶したり、一緒に遊んだりします。
毎日積み重ねているセラピーが、もっと大きな場面でどの様に影響しているか。学んだことを活かせているかをモニタリングしているようなイメージですね。
個別のセラピーでは先生と一対一での療育を行います。学ぶ内容によっては複数の子と並んで行うこともありますが、これはお子様が成長とともに関わる人が増えていくからです。関わる人が増えると、学んだこともそのままではなく、応用していくことを学んでいきます。
どちらの場合も初めに保護者様からお伺いしたニーズに基づいて、今のお子様のできている事よりも、ほんのちょっとだけ難しい課題を考えて、それにチャレンジしていきます。ちょっと難しすぎたら、一回戻ることもあります。そして、「たくさん」「小さく」「確実に」出来ることを積み上げていくことによって、お子様がイメージしていた事が出来るようになっていくことを目指していきます。
帰りの会では、もうお迎えの時間ですから、絵本やお話などの活動以外に、「待つこと」が含まれています。人は年齢によって、待ち方が変わります。大人はスマホを見ながら、本を読みながら、おしゃべりしながら。学生はヒソヒソと話したり、手紙を書いたり、自分の好きなことを考えながら。子供は絵本を読んだり、キラキラしたものを眺めたり、お話を聞いたり。お子様の成長に合わせて、大人と一緒に待つ事を学んでいきます。そして、落ち着いて保護者様と一緒に帰れるように見守ります。
最後のフィードバックでは、その日行った事をお伝えします。保護者様に日々行ったことをお伝えするのは、そこからお子様の未来のことを考えていただきたいからです。そして、それをまた私達にお話ください。もちろん、わからないことがあったら聞いていただいて構いません。私達からはご利用についてのご案内もさせていただきますので、ここでのご利用だけでなくこの地域について知りたいことも聞いてみてください。
てらぴぁぽけっとは新潟市中央区にある児童発達支援の教室です。
ご質問や見学のご希望はお問いわせフォームをご利用下さい。
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教室の毎日
24/02/16 19:46