こんにちは🌼
ここっとnico、公認心理師の重田です😊

本日はTEACCH（ティーチ）という、自閉スペクトラム症を持つ方への支援についてご紹介します。

TEACCHはアメリカ生まれの、自閉スペクトラム症を持つ方への支援プログラムです。
人生を通して、自閉スペクトラム症を持つ方のライフステージに合わせて、色んな支援を行います。
ここっとnicoでは、就学前の支援と就学後のフォローに特化した療育を行っていますので、そのライフステージに合わせた支援を行っています😊

例えば、言葉でのコミュニケーションが難しい子どもには、写真を使ったカードで視覚的なやり取りをします（視覚的構造化）👀
nicoには来所してからのルールがあるので、それを理解してもらうために、相手に合わせた伝え方を考えています。
ルールは遊ぶときにも存在しますが、そのルールを理解してもらうときにも、実際に職員がやってみせるなどして、視覚的に「なにをどうすればよいのか」を伝えます。

また、小学生になるとnicoで宿題をしたり、療育をしたり、遊んだりとやることが増えてきます📖
自閉スペクトラム症を持つ子どものなかには、予定や予測していたことと違うことが起きると不安になったり、パニックになったりする特性を持つ方がいます。
そんな子どもが不安にならないよう、「時計の針が6になるまでに宿題を終わらせようね」などとスケジュールを明確にし、そのあとに何をするのかを会話の中で明らかにしておきます🕰️

TEACCHでは、自閉スペクトラム症の特性を「自閉症の文化」として肯定的にとらえ、どのように支援すればQOLがあがるかを考えています☺️
ここっとnicoでは、自閉スペクトラム症を持つ子どもたちが、より良い学校生活や園での活動時間を過ごせるように、療育などを通じて支援していきます。

今後もここっとnicoでは、子どもたちが楽しみながら療育に参加できるよう、取り組んでまいります😊

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