管理Tです。
超・超個人的な話なんですけど。
昨日高1の息子とケンカをしまして(^^;
「もう 私は 何もやらない!!!」と啖呵を切ってしまいました。
(お恥ずかしい、15歳V51歳のバトルですよ・・・ 笑)
夫に愚痴を話す中 私の口からこんな言葉が飛び出しました。
「もう!なんでもやってもらって当たり前だと思って!!
ありがとうも ごめんも 一言もなしで
できてないことばっかり 文句言って!!!!」
・・・はっとしました。
これ、息子が私に 思っていることじゃないかと。
そして今朝、目玉焼き焼きながら ぼんやりと。
「嫌なこと言われて気分が悪いと なにも やる気にならないもんだなぁ」
これまた はっとしました。
発達療育をする上の基本姿勢は
できていることに着目をし、それを伸ばす です。
「座っていられない」
「言葉が出ない」
「大声をあげてしまう」
「癇癪がひどい」
「集団行動が苦手」
気になることはたくさんあると思います。
「うちの子 あれもこれも出来ない」
そんな気持ちになりませんか?
15歳の息子に 私も そう思ってしまいます(;'∀')
それでも やっぱり できるところを 言語化してみましょう。
私もやってみましょうか。
「プリント失くしたって?いつもファイルに入れとけって言ってるじゃん!
あと部屋片づけないと探し物も見つからないでしょ!(批判&命令&本件以外の批判)」
⇒
「いつも大きな荷物持って学校行って大変だね。暑い中遠くまでよく頑張ってるよ。部活も塾もね!(承認&ねぎらい)
配布物見つからなくて困ってるんだね(共感)」
うーん。ムズ~~~~~ 笑
つい 日常的に
好ましくない行動にばかり注目して指摘し
好ましい行動は やって当たり前 と思ってしまいますけど
この「やって当たり前」が 曲者で…。
家事するのが当たり前
子どものことをするのが当たり前
仕事するのが当たり前
私たち親も 色んな当たり前で 囲まれていますが
・・・当たり前、 かもしれないけど
色んな苦手も頑張ってやってるでしょう?
それを当たり前 って誰かに思われることは なんか違う…
特に大好きな人にそう思われたら なおさら。
本当なら 私は 「いつもやってくれてありがとう」って言われたかったナと。
息子も「いつも 頑張ってるよね」って 声を掛けられたかったんだと思う。
もし、言われたのが指摘や文句やアドバイスじゃなくて
「いつも頑張ってるね」や 「ありがとう」だったら
朝起きるのがどんなに軽やかだったか。
目玉焼きが オムレツになってたかもしれません笑
例えば ご飯の間ウロウロしてしまう子
いったん座ることができたから 立つことが目立ってしまう。
一瞬でも座れたその瞬間「座れたね!」
一口食べたら「食べてくれてうれしい!」
喜んでもらえたら またやろうかなって思う。
大切なのは 次にできた時に 当たり前って通り過ぎないこと…
療育の間もそうです。
座れた!
我慢できてるね!
お返事がよかったね!
~しようね してね っていう 指示だけでなく
出来てることをしっかり言語化してくれないと
認めてもらえたって思ってもらえません。
認めてくれている相手じゃないと
子どもは言葉を受け取ってくれません。
ほめる、認める。
ことばにするのは簡単だけど 本当に難しい。
自分が褒められてなかったり認められてなかったらなお 難しいですよ。
世の中の保護者の皆様 今日も 頑張ってて 私たち すごいです✨
ほんとは パートナーや 子どもに言ってほしいけれど
それはいきなり求めるのはハードルが高い。
なので
まずは自分をほめるところから 始めてみましょう?
今日のブログは 誰かのためじゃなくて自分のために書きました。笑
ではまた!
15歳と51歳の親子ゲンカから療育の基本に戻ってみる
スタッフ紹介
24/06/19 11:58