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(369件)

利用中、ゆっくりしてていいじゃない、人間だもの(笑)

ぷるめりあでは、利用中に児童がゴロンとしていても、職員がせかせかと横から、 「これやってみない?」 「次はこれどう?」 「何かしようか?」 と、次から次へと提案することはありません。 むしろ、そういう時間も大切にしています。 何もせずにゴロンとしている。 ぼーっとする。 自分の好きなことを考える。 次に何をしようか、自分で考える。 そんな時間があってもいいと思っています。 もちろん、ずっとゴロゴロしている時間が長すぎる場合には声を掛けますし、そもそも「何もしない時間」が長くなりやすい傾向のあるお子さんには、こちらからきっかけを作ることもあります。 でも、利用時間のすべてを「何かをする時間」にしなくてもいい。 大人だって、仕事が終わって家に帰ったら、ソファでゴロンとしたくなることがあります。 ずっと何かをし続けていたら疲れます。 人間だもの(笑)。 子どもだって同じです。 学校で勉強して、友達と過ごして、いろいろなことを経験して、ぷるめりあに来る。 そこでも「次はこれ!」「その次はこれ!」と常に動かされていたら、休む暇がありません。 もちろん、遊びや学習、運動などに取り組むことも大切です。 でも、落ち着いて何もせず過ごす時間や、頭の中を整理する時間も必要だと思っています。 いわゆる「ダウンタイム」です。 何かをしている時間だけが、成長につながる時間ではありません。 ぼーっとしているように見えて、実はその日の出来事を思い返していたり、次にやりたいことを考えていたり、頭の中を整理していることもあります。 だから、ぷるめりあでは「何かさせなきゃ」と大人が焦りすぎないことも大切にしています。 休むことも経験。 何もしないことも時間の使い方の一つ。 そして、また自分から動き出せばいい。 そんな余白のある時間も、子どもたちには必要なのではないかと思っています。 まあ、職員もたまにはゴロンとしたいですけどね(笑)。

放課後等デイサービス ぷるめりあ/利用中、ゆっくりしてていいじゃない、人間だもの(笑)
教室の毎日
26/09/18 12:12 公開

知恵比べ

学習支援をうたっている以上、宿題などを「今日はやりたくない」と言われても、どうしてもやってもらわなければならない場面があります。 そんなとき、ぷるめりあでは児童と知恵比べです(笑)。 ただ「宿題やりなさい」と言い続けるのではなく、どうしたら本人が納得して、最終的に宿題をやる状態に持っていけるかを考えます。 その中で一番いいのは、やはり本人と約束をして、自分の口から「やる」と言ってもらうことです。 先日も、今やっている遊びが楽しすぎて、 「もう1時間延長して遊びたい!」 と言い始めた児童がいました。 そこで、すかさず、 「じゃあ、宿題をやってきたら、お母さんにお願いしてみようか」 と返します。 すると、 「分かった。やってくる!」 となり、本当に宿題をやってきました。 ……こちらの思惑どおりです(笑)。 もちろん、毎回こんなにスムーズにいくわけではありません。 「宿題やらなくても延長して!」 「今日は特別にいいでしょ!」 「とにかく遊びたい!」 と、無条件で延長を求めてくることもあります。 そういうときも、すぐに「じゃあいいよ」とはしません。 何度もやり取りをします。 「でも宿題は?」 「宿題やったら?」 「じゃあ、どうする?」 「それならこうしたら?」 ……と、あれこれ話しているうちに、児童側もさらに別の理由や言い分を考えてきます。 実は、このやり取りそのものもコミュニケーションの練習だと思っています。 自分の要求を伝える。 相手の返答を聞く。 それに対して、もう一度自分の考えを伝える。 相手が納得する方法を考える。 いわば、児童と職員の「交渉」です(笑)。 あまり簡単に話がまとまってしまうと、「とりあえず言えば何とかなる」となってしまうこともあります。 だからこそ、時には何度もラリーをして、**「自分の希望を通すには、相手にも納得してもらわないといけない」**という経験をしてもらいます。 そして、もう一つ大事にしているのが、自分の言葉で「やる」と言ってもらうことです。 いわゆる「言霊」というものとは少し違うかもしれませんが、人間は一度自分で口にしたことに、意外と引っ張られるものです。 最初は気持ちが伴っていなくても、 「じゃあ、やる」 と自分で言ったことで、「自分はやると言った」という意識が生まれます。 すると、不思議なもので、少しずつ気持ちも「やる」方向へ傾いていくことがあります。 だから、 「先生にやらされた」 ではなく、 「自分でやると言った」 という状態を作ることを大切にしています。 もちろん、そこを作るまでが簡単ではありません。 無条件で延長してほしいと言われても、何でも受け入れてしまえば、「延長、延長」と自由気ままになってしまいます。 そうなると、ご家庭との約束や送迎の時間などにも影響してしまいます。 世の中には、「やりたいからやる」だけではなく、何かを得るためには、自分も何かをする必要があるという場面がたくさんあります。 「これをしたい」 「これが欲しい」 「もっとやりたい」 そう思ったときに、相手の事情やルールも考えながら、どうすればお互いに納得できるのかを考える。 その経験も、将来につながる大切な学びだと思っています。 もちろん、すべてを交換条件にするわけではありません。 ただ、宿題をやることも、交渉することも、約束をすることも、相手と折り合いをつけることも、全部ひっくるめて経験です。 だから、宿題の時間は時々、児童と職員の知恵比べになります(笑)。 「どう言えばやるか」ではなく、 「どうしたら本人が納得して、自分からやると言えるか」。 そして、そのために何度も言葉を交わす。 これも、ぷるめりあの学習支援の一つです。

放課後等デイサービス ぷるめりあ/知恵比べ
教室の毎日
26/09/17 12:07 公開

子どもの合理性、大人の経験値

児童は時々、職員も想像していなかった行動をとります。 「合理的と言うか、なんというか……(笑)」 例えば、ジャンプした距離を測ることになったとします。 大人なら、ジャンプする。 メジャーを出す。 測る。 メジャーをしまう。 またジャンプする。 そして、またメジャーを出す……。 おそらく、そんな流れを考えます。 ところが子どもは違います。 「毎回これやるの、めんどくさくない?」 ということで、メジャーを最初から伸ばした状態にして、床にテープで貼り付けます。 これなら、ジャンプするたびに測れる。 めちゃくちゃ合理的です(笑)。 ただ、大人からすると、 「床にテープを貼ったら、剥がすとき大丈夫かな」 「メジャーにテープを貼ったら壊れないかな」 「あとで大変なことにならないかな」 という考えが先に出てきます。 これは、大人が今までの経験から、「こうすると、こうなるかもしれない」という予測を持っているからです。 一方、子どもにはまだその経験がありません。 つまり、頭の中にまだ「統計」が取れていない。 「これをやったら、こうなることがある」 というデータが少ないんですね。 だから私は、安全面や大きな問題がない範囲であれば、最初から止めないようにしています。 今回も、 「テープを貼ったら、どうなるかな?」 というところまで含めて経験してもらいます。 もちろん、いつまでも好き放題というわけではありません。 テープを使いすぎれば、 「さすがにもうやめよう」 とストップをかけます。 経済的にも、何でも使っていいわけではありません(笑)。 そして、もう一つ大事なのが、やったら片付けること。 自分たちで考えてメジャーを伸ばして、テープを貼って使ったのであれば、最後は自分たちで元に戻してもらいます。 「自由にやっていい」けれど、使ったものをそのままにしていいわけではない。 自分で考えて行動することと、自分の行動に責任を持つことはセットです。 テープを剥がして、メジャーを戻して、使ったものを片付ける。 その過程で、 「思ったよりテープを使ったな」 「剥がすの、結構大変だな」 「次は別の方法にしようかな」 と感じることがあれば、それも立派な経験です。 「こうすれば、こうなる。」 という経験を、実際にやってみて、自分の中に少しずつ増やしていく。 大人が「ダメ」と言えば、その場では簡単です。 でも、それでは子どもの頭の中に「なぜダメなのか」という経験値が増えません。 もちろん、危険なことや取り返しのつかないことは別です。 でも、テープひとつで学べるのであれば、多少のコストよりも経験を優先したいと思っています。 そして、やったら片付ける。 これも含めて、一つの経験です。 大人が持っている「当たり前」は、最初から頭の中に入っていたわけではありません。 失敗したり、怒られたり、困ったり、面倒な思いをしたり……。 そういう経験を積み重ねて、今の「当たり前」ができています。 だからこそ子どもたちにも、安全に配慮しながら、できる範囲で実際に経験してもらう。 やってみる。 結果を知る。 片付ける。 そして、次に活かす。 テープ一本でも、学べることは結構あります。

放課後等デイサービス ぷるめりあ/子どもの合理性、大人の経験値
教室の毎日
26/09/16 13:27 公開
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