先日、子どもたちと一緒に安佐動物公園へお出かけしました！

出発前には多目的室で、車内や園内でのお約束をみんなで確認し、ルールを理解したうえで安心して出発することができました。車内では「しりとり」をしながら落ち着いて過ごすことができ、楽しいコミュニケーションを通して言語面のやり取りや、順番を守る経験にもつながりました。

動物園に到着してからは、展望広場横のテラスでお弁当タイムにしました🍱
お母さんたちが作ってくださったお弁当を、友だちに嬉しそうに見せる場面も多く、食事場面を通して「仲間と共有する喜び」や「社会的な交流」が育まれていました。

昼食後はライオンやアムールトラの獣舎へ向かいました。道中では小枝や大きな葉っぱを拾い、「これ見て！」と宝物のように大切にする姿が見られました。ライオンやアムールトラの前では、怖がる子・興味津々の子など、それぞれが自分の気持ちを表現する姿がありました。
その後、イノシシ・クマ・ラクダを見学し、話題のマルミミゾウの赤ちゃんを見るために長い行列に挑戦。順番を守って並ぶという経験は、「待つ力」や「衝動のコントロール」を育てる貴重な時間となりました。

アスレチック広場ではヤギ・ヒツジへの優しい触れ方を学び、動物への関わりを通じて「生き物を大切にする心」が育まれていました。また、遊具遊びでは登る・滑るといった動作のなかで「バランス感覚」や「身体の使い方」も楽しみながら伸ばすことができました。

最後に期待していたゴリラの綱引きはお休みでしたが、気持ちを切り替えて他の展示を静かに楽しむことができ、「気持ちの切り替え」や「状況の受け入れ」の経験にもつながりました。

お天気にも恵まれ、動物との出会い、自然との触れ合い、友だちとの協力や交流など、多様な学びがぎゅっと詰まった素敵な1日となりました🌞
帰りの車内では心地よい疲れから眠りにつくお子さんも多く、充実した様子が伺えました。
今回の体験が、子どもたちの好奇心や社会性、自立に向けた力につながっていくことを願っています🌱✨

また療育支援エフではイベント企画等していきますので、お楽しみに🌸