児童発達支援事業所

リングアのブログ一覧

  • 空きあり
  • 土日祝営業
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1724-6419
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
NEW

SSTは万能ではない。ASDの子どもに本当に必要な支援とは?

◆SSTの「本来の目的」を知っていますか?

 発達支援の現場でよく耳にするSST(ソーシャルスキルトレーニング)。実はこのプログラムは、元々は統合失調症の精神科リハビリテーションとして体系化されたものです。つまりその本質は、「かつて持っていたスキルを疾患によって失った人が、再び習得するためのプログラム」なのです。

 ASDへの支援とは出発点がまったく異なります。

◆ASDは「スキルを失った」のではない

 ASDの場合、社会的なスキルを「失った」のではありません。社会的認知の発達そのものが、神経学的に多数派とは異なるプロセスをたどっています。その結果として、多数派に最適化された「コミュニケーションの作法」との間にズレが生じているのです。

 失ったものを取り戻すためのプログラムを、そもそも異なる発達プロセスをたどるお子さまにそのまま適用することには、根本的な無理があります。実際、ASDへのSSTの効果は「限定的」または「効果なし」とする研究結果も報告されています。

◆それでも、SSTに意味がないわけではない

 ただし、ASDのお子さまにSSTを行うことが無意味というわけではありません。安全な環境での対人体験を積み重ねること・特定の社会的ルールを明示的に学ぶこと——これらには一定の意義があります。重要なのは、統合失調症向けのモデルをそのまま転用せず、神経発達の特性を理解したうえで支援の一部として適切に位置づけることです。

◆言語発達・言語訓練とSSTの関係

 SSTと言語発達・言語訓練の関係はどうでしょうか?
 社会的なやりとりとことばの発達は切り離せません。「見て!」「一緒にやろう」といった共有のコミュニケーションが育つことで、ことばを使う動機が生まれ、語彙・文法・語用が自然と発達していきます。逆に言えば、対人的なやりとりの土台が育っていない状態でことばの訓練だけを進めても、効果には限界があります。

 言語訓練の観点からは、SSTは「ことばを使う場面をつくる練習」として機能します。特定のことばを正しく発音・表出できるようになっても、実際のコミュニケーション場面で使えなければ意味がありません。SSTを通じて対人場面での経験を積むことが、言語訓練で身につけたスキルの「般化」——日常場面での定着——を促す橋渡しになり得るのです。

 SSTは目的ではなく、手段の一つ。言語発達・言語訓練・社会性の支援を統合的に考えることが、お子さまの本質的な成長につながります。

◆相模原市でASD・ことばの発達支援をお考えの方へ

 リングアでは言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。
電話で聞く場合はこちら:050-1724-6419
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

【無料】発達ナビ会員登録して便利にサービス利用!
会員登録するとこんなに便利!
  1. 気になる施設を自分だけのリストに保存
  2. 問い合わせ時に一部情報入力が不要
  3. 送迎有無などのこだわり条件を保存
  4. コラムやQ&Aが読み放題
無料会員になる
24時間以内に
25人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1724-6419

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。