広汎性発達障害(PDD)は遺伝する確率があるの?きょうだい、父親、母親との関係は?

2016/01/18 更新
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自身や家族が発達障害の場合、遺伝するのかどうか気になることがあると思います。広汎性発達障害の原因や遺伝に関するはっきりとした結論はないのですが、様々なデータがあるのは事実です。今回は広汎性発達障害の原因や遺伝に関する説や検査方法などをご紹介します。

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発達障害のキホン
201522 View
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 客員研究員
応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のための様々なプログラムを開発している。
目次

広汎性発達障害(PDD)とは

広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders:略称PDD)は、コミュニケーションと社会性に障害があり、限定的・反復的および常同的な行動があることを特徴として分類される発達障害のグループ です。世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)(※)の診断カテゴリでは、このグループには自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害という5つの障害が含まれています。

広汎性発達障害は、最新の診断基準であるアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)は自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害というカテゴリに変更されています。広汎性発達障害の障害名、症状の中には自閉症スペクトラム障害の概念では除外されたものも含まれています。

ですが、行政や医療機関で広汎性発達障害の名称を使用している場合も多いこと、すでにこの名称で診断を受けた人も多いことから、本記事では『ICD-10』の診断カテゴリに準拠して広汎性発達障害の名称でご説明します。

※ICD-10について:2019年5月、世界保健機関(WHO)の総会で、国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)が承認されました。日本国内ではこれから、日本語訳や審議、周知などを経て数年以内に施行される見込みです。

広汎性発達障害は親から子どもへ遺伝するの?確率は?

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