“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テク

2017/06/21 更新
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクのタイトル画像

「さしすせそ」が「たちつてと」になっていた娘。なんとか正しく発音出来るようにするため、私が言語訓練の先生からお聞きして、家庭で実践した訓練の方法をご紹介します。

SAKURAさんのアイコン
SAKURA
29526 View
前回、無事発音がきれいになるまでをお話しましたが、今回は、私が娘と療育の先生にレクチャーいただいたおうちでできる、ことばの訓練方法に実際に取り組んだ話を紹介したいと思います。
5歳になっても「さしすせそ」が言えない!地道な言語訓練にメゲそうになった矢先…のタイトル画像

関連記事

5歳になっても「さしすせそ」が言えない!地道な言語訓練にメゲそうになった矢先…

言語訓練の先生から習った、おうちでの訓練方法

「しーっ」をすることで、「さしすせそ」の舌の動きの基本訓練

広汎性発達障害のある娘は、「さしすせそ」の発音がとにかく難しかったです。

本来、「さしすせそ」の発音をするとき、舌は、下の前歯の裏にあり、息を「すぅ~」と、上下の歯の隙間から吐くようにします。

しかし、発音が正しく出来ない子の多くは、舌に力が入り、舌の位置が正しくないようです。舌の力を抜き、吹くように息を吐く…。

一番近いのは、「静かに」と口の前に人差し指を立てて、「しーっ」というときの吐き方。この方法をすると「し」だけは、きれいな発音になりやすいです。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA

ペロペロキャンディー、これが使えるんです!

しかし、会話の聞き取りや理解がまだまだ出来ない娘に、舌の位置や、息の吐き方…というのを、言葉だけで教えるのは思った以上に難しい。

そんな時に使えるのが、平たい棒付きの飴!ペロペロキャンディー!

この飴を舌の上に乗せ、上の歯と下の歯で挟み、息を吐きます。

舌を飴と一緒に挟むことによって、舌が奥に引っ込まないようにすることが出来ます。これを何度も繰り返します。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA

発音より先に、ひらがなの文字の形を覚えさせてみる

娘の場合…聴覚からの情報収集が苦手。

耳から入る「さ」と「た」の違いがわかっていないようだったので、言語の先生から、「先にひらがなを書くことを覚えましょう!」と言われました。

ひらがなを書く訓練をすることで、「さ」という文字と、「た」という文字の形を覚えさせ、それぞれが別物だということを理解させるようにしました。

書くことに、思った以上に興味を示した娘。「さしすせそ」も「たちつてと」も書けるようになり、耳から入る言葉については、それぞれが別のものだと理解したようでした。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA

我が家流の遊びとして、取り入れてみたこと

ポーズ遊び!「自分の発音の意識付け」トレーニング

耳から入った「さ」と「た」を区別できるようになった娘でしたが、自分で言うと、「さしすせそ」は、「たちつてと」になっていました。

しかも、本人は言えていると思っているため、自分の発音に耳を傾けることが必要になってきました。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA
そこで私は、カードでポーズ遊びを作りました。「『さ』ポーズ」と「『た』のポーズ」をカードにし、娘にどちらかを言わせます。

『さ』のカードを選んだ娘が、『さ』を言うことが出来ず、「た!た!『た』のポーズ!」と言います。

私は、聞こえたまま『た』のポーズを取ります。すると、『さ』と言っているつもりの娘は、「ちがうよ!た!た!」と訂正します。

その時に「え~…『た』に聞こえたよ~?」と言い、自分の発音を気にかけるきっかけを作ります。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA

言い間違いは、あまりしつこく指摘しない。

娘が、もう『さ』と『た』の違いを理解し、自分の発音に意識を向けさせることが出来たら、あとは繰り返すことだけ!

しつこく言わせたりして、娘が発音を嫌がってしまっては、逆効果。

厳しく発音を訂正したりしないように、気を付けます。日々の生活の中で、『さしすせそ』の言葉に触れ、さりげなくたくさん発音させます。

発音が間違っていても、指摘はさらっと。

しつこく言い直させることはせず、気持ちとしては、「気が向いたら覚えといてね~」という軽い感じを心がけました。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA

振り返ってみれば、かけがえのない親子の歩みでした

娘が言葉が出始めた3歳ごろから、5歳まで向き合ってきた発音。

現在、6歳(小学一年生)の娘は、きれいに『さしすせそ』が発音できるようになりました。

私の方法が正しかったか…。(他の人から見たら)もっと早く言えるようになる別の方法があったか…。今となってはわかりません。

でも、大切なのは、目標に向かって、我が子と一緒に歩んできたということ。

一緒に訓練して、どうすれば良くなるか?を考えながら模索しながらやってきた。

私と娘にとっては、なくてはならない重要な時間でした。これからも私は、こうやって一緒に寄り添って歩いていきたいと思っています。
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テクの画像
Upload By SAKURA
構音障害とは?構音障害の原因、診断方法、訓練方法、家庭でできる工夫などを紹介のタイトル画像

関連記事

構音障害とは?構音障害の原因、診断方法、訓練方法、家庭でできる工夫などを紹介

言語発達遅滞とは?言葉の遅れ、言葉が出ない原因、家庭でできるトレーニング、相談先まとめ大公開!のタイトル画像

関連記事

言語発達遅滞とは?言葉の遅れ、言葉が出ない原因、家庭でできるトレーニング、相談先まとめ大公開!

広汎性発達障害(PDD)の子どもの接し方は?4つの困難と対処法、日常生活のコツと注意点まとめのタイトル画像

関連記事

広汎性発達障害(PDD)の子どもの接し方は?4つの困難と対処法、日常生活のコツと注意点まとめ

発達ナビPLUSバナー
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
あわせて読みたい関連記事

あわせて読みたい関連記事

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。