生活するのにいくら必要かがわからない

将来の仕事の希望について書かれたプリントを学校から持ち帰った息子。 1ケ月の給料の欄に“5,000円”とありました。プラレールはだいたいこの金額。だから「給料5,000円で良い」と考えたのでしょう。
作業所に行けば工賃としての報酬は月10,000円くらいなので「当たらずといえども遠からず」なのですが…「生活するにはいくら必要なのか」という金銭感覚がないのだと思います。

少しずつ成長している

「無理に買い物体験をさせなくてもよい」と担任に言われましたが、放課後等デイの帰りにコンビニに寄って好きなお菓子を買うことは息子の楽しみとなっているので、いまだに続けています。

ある日、500円もするショートケーキを買ってきたので「毎日これだと破産する」と思い、「200円以下のものにして」と伝えたら、翌日から100円前後のヨーグルトやプリンを買ってくるようになりました。「ちゃんとわかるようになってきているじゃないか~」と思いました。

著者親子のルポルタージュ

2018年9月10日、医師・松永正訓氏が立石親子を取材、書き上げた新刊が発売に。発達障害がある子と母の、幼児期から今までに渡る育児について綴られています。
発達障害に生まれて-自閉症児と母の17年
松永正訓
中央公論新社
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このコラムを書いた人の著書

立石流子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方
立石美津子
すばる舎
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子どもの進学先、どこを希望する?自閉症の息子の「自尊感情」を一番に考えた、わが家の場合のタイトル画像

子どもの進学先、どこを希望する?自閉症の息子の「自尊感情」を一番に考えた、わが家の場合

「普通」を望む親心は条件付きの愛だったー自閉症児の親子を取材して、小児科医が願うことのタイトル画像

「普通」を望む親心は条件付きの愛だったー自閉症児の親子を取材して、小児科医が願うこと


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