「療育しない、押しつけない、たくさん話をする」。堀内家の子育てにはたくさんのヒントがあった――『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』著者インタビュー

2019/05/15 更新
「療育しない、押しつけない、たくさん話をする」。堀内家の子育てにはたくさんのヒントがあった――『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』著者インタビューのタイトル画像

堀内祐子さんは、それぞれ発達障害の診断のある4人きょうだいの母。独自の子育てをまとめた2冊の本、『発達障害の子とハッピーに暮らすヒント』、『発達障害の子が働くおとなになるヒント』に次いで、新刊『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』が出版されました。ADHDと自閉症スペクトラムがある次男・拓人さんが大人になるまでの成長の時間を、母と子それぞれが振り返って語る本です。この本の誕生秘話とともに、堀内家の独自の子育てが、たくさんの親子にとって「ヒント」となる理由を探ってみました。

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なつなつ さん
2019/09/22 17:39
素晴らしい考えができる方だと思いました。
正しい親バカ、とても良い響きですね!
本当の人格者って、きっとこういう方を言うのだと思います⭐︎
感銘を受けました!

マキア さん
2019/05/17 02:45
母のお陰で、私も折れずに息子を育てられてます。

何故なら母が反面教師だから。
昔でもクラスにぼちぼちいた凸凹くん、凸凹さんを蔑み
(不快になられたらすみません)

某シンガーソングライターの娘が同級生でこれまた才色兼備な子だった。勝手にその子にライバル心を燃やしていつも比較され、
(母の姉、伯母曰く、そもそも社会的地位や世帯収入が桁違い。つまり住む世界が違うご家庭だから張り合おうったって無理な話www)

まだまだ息子の子育てに試行錯誤している私に、「まるで躾けられてないゴリラだ」と言い放ち、、
「あんた達夫婦を見てると、〇〇になんにもしてないし、考えてないし、私が育てた方がよっぽどマシ」と言い放ち、旦那をブチギレさせ、、、

あなたのようにならなければいいんです。それが息子を受け入れる事だと身をもって理解しました。

脳性麻痺で発達障害 さん
2019/05/16 20:12
ふーん、そうなんだっていう感じ。
この方の場合は、こんな感じで、
成長したんですね。
ただし、これが、発達障害を、持つお子さん全部が全部に、当てはまるとは、
限らない。

しま さん
2019/05/16 00:14
①母親が不安感でいっぱいだと
子供にも伝わる。
②子供を信じる。
③親は情報を提供し、
選択するのは子供。
④この親が育てているのだから
大丈夫だという親の自己肯定感。
⑤最終目的地は
子供が幸せだと思える生き方が
できること。

こういうことについて改めて考えた。

かつての私は、
息子の将来は犯罪者だと思い込み、
当時の問題行動がそれを示唆しているように思えてならなかった。
とにかく根拠もなく
不安しかなかった。
が、その不安な未来って、
まだ起きておらず、
自分の頭の中にしかないし、
起きるかどうかなんて
全く分からないじゃないか、
と思い至った。
時を同じくして、
息子の問題行動も落ち着いた。
そうすると、
息子のいいところが見えてくる。
そうすると、
いいところを伸ばしてやりたいと
前向きな姿勢になる。

子供を信じるというのは、
息子の能力や人間性や生命力を
信じるということと、
単純に息子の言葉を信じるというのも
両方意識するようになった。
本人ができる、と言うことは
信じてやらせるようにしている。
できねーだろー、と内心思っても
本人の自信に一旦賭けてみる。

情報を提供する、
これは精神論以外で
自分にできる
唯一のことかもしれない。
自分自身は、
やる気と独立心に満ち溢れた
若者だったが、
やりたいことを実現させるのに
必要な情報を得る術がなかった。
知識がなかった。
そして、親からの情報提供は
一切なかった。
一見全て本人に任せているようだが、
その実、完全なる育児放棄。
レールを敷いてくれる友達の親が
羨ましかった。
自分は、
息子をよーく観察しているから
本人が興味を持っていることも
分かるし、
認知特性の観点からも、
息子に情報を提供してやれるだろう、
というのは、
母親としての自分に対する
自己肯定感にもつながる。

迷ったら、
最終目的地を思い出す。
そうしたら、進むべき道が見える。

よし、
目指すところは間違ってない。


ぷっちょ さん
2019/05/15 16:04
療育を受けられるか受けられないか
地域差や家庭の事情も様々だから
このコラムからいま自分にできることを実践してみようと思います。

夜子 さん
2019/05/15 07:57
『ここで大事な事は、親の不安感がものすごく強いと、全部子どもに伝わるということ。私はいつも、この子は素晴らしい子だから、会社がこの子を選ばないのは、その会社が残念な場所だと考えます。発達障害があるので、不安感は強いけれど、この人はこういう親に育てられているので、先に進めるのだと思っています』

とてもいい考え方だなと感じました。

私も子ども達のこと、やっと同じように考えられるようになってきましたが、親がそう思えるようになるまでにすりきれてしまうのが、現代の日本の課題なのかなとも思います。

また、堀内さんの言葉は、『慈愛』に満ちています。
私もこんな『母』になれたらいいなと思いました🐱

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