自分で自分のことを報告する

不安定なまま、出かけていったので、昨夜、パニックを起こしたことを事業所に電話しました。

すると支援員から
「企業ではそこまで配慮してもらえません。いつまでも保護者が連絡するのではなく、自分で自分の不安定な状態を伝えられるように練習させます」

私「分かりました。本人には私から連絡があったことは伏せておいてください」

支援員「そうですね、そうします。さりげなく私から『顔や腕のけがはどうしたの?』と聞いてみますね」

そして電話を切りました。

午後、改めて事業所に電話し「どんな感じでしたか?」と聞くと

支援員「傷のことを聞くとちゃんと、自分から『お母さんに怒られてパニックで自傷した』と答えていました。偉いです」の返事でした。

自分のことを自分の言葉で説明するのは、自分自身のパニックやその原因を客観視するために必要な一歩なのだと思います。

母としての願いと課題

息子がパニックを起こす原因の多くは「叱られること」「否定されること」です。

「通所途中の電車内など外で誰かに叱られたら、このような状態になってしまうのだろうか…」想像しただけで恐ろしいです。パニックを起こすのは「母親に対してだけ」であってほしいと願います。

過保護にならず息子のパニックを恐れることなく、叱られる経験もさせなくてはならないと最近は感じています。同時に、息子自身も不安定な状態を適切な言葉で他人に伝えられるようになってほしいとも感じています。

それが現在の、わが家の一番の課題です。

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