まさに"大学生活の駆け込み寺"!

障がい学生支援室などのおかげで、学校生活が思ったよりスムーズに進められるようになった息子。自分の欲しいものを自由に自分のお金で買いたいという事と、将来仕事をする時のため、お給料をもらう経験をしたいという事で、会場設営などのアルバイトも始めました。

駅から離れている場所には私が車で送迎しますが、駅の近くの現場だとひとりで電車に乗って仕事に行きます。ほんの半年前には電車の乗り換えも不安で、大学に歩いて通える範囲にアパートを借りたことを思うと、なんだか感動してしまいます。

現場で指示を受けながら瞬時に的確に動くのは、息子にとってはなかなか大変なようですが、今のところ大きな問題もなくやれているようです。

アルバイトや、大学の授業での様子については、また折に触れレポートしていきたいと思います。

執筆/寺島ヒロ

専門家コメント 初川久美子先生(臨床心理士・公認心理師)

タケルくんの大学生活のスタート期についてのコラムをありがとうございます。大学では、こちらのコラムにも出てきたように障害学生支援室といった名称で、発達障害に限らず各種障害のある学生向けの支援センターを持っているところが多いです。オープンキャンパス時にそうした話を聞き、匿名とはいえタケルくんについての情報を伝えることができたのはよかったですね。
入試時の合理的配慮はそれはそれとして申請が必要ですが、その後、大学合格後に履修登録など各種事務手続きに関することや、各授業における配慮や支援についてなどの相談ができます。履修登録の頃から支援をお願いしたい場合には、合格後すぐの申し込みが必要なことが多いです。おそらく合格後の通知や書類の中に何らかそうしたアナウンスが入っているので、よくご確認ください。
また、基本的には、大学生はもう成人なので本人が自分でどういった支援が必要かなどを説明できることが望ましいです(そこを見据えて高校時代のうちに、保護者と本人とで、お子さんの困りごとや特性について言語化しておけるといいですね)。
入学後、履修登録も一つの山ですが、各授業でそれぞれに出てくるレポートや課題等をどうマネジメントしていくかもなかなかのハードルです。大学によってはそのあたりも折々に相談できる(場合によっては一緒に予定を組んだり、進捗を確認してくれたりする)ところがあります。事前にホームページなどでご確認いただければと思います。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
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