保護者はあまり意識していないことも
例えば“障害児”という言葉。定型発達の子どもを持つ親御さんが、この言葉を使うとき、凄く神経を使っている様子が伺えます。
けれども、当事者の親たちは「うちの子の障害は~」と特に差別意識なく普通に会話をしています。
少なくとも私が付き合っているママ達、本人は「障害は恥ずべきこと」「悲しいこと」とは思っていません。「可愛い」「癒し」「宝物」と思っていて、そんな親に育てられて自己肯定感をバリバリに持っている子もいます。
けれども、当事者の親たちは「うちの子の障害は~」と特に差別意識なく普通に会話をしています。
少なくとも私が付き合っているママ達、本人は「障害は恥ずべきこと」「悲しいこと」とは思っていません。「可愛い」「癒し」「宝物」と思っていて、そんな親に育てられて自己肯定感をバリバリに持っている子もいます。
比べてしまう
人と自分を比べてしまうのは人間のさが、比べる心は人間が持つ自然の感情です。その感情を持ったことを頭ごなしに否定してはならないと思います。
ただ、自分より出来ない人をバカにする言葉を出したり、苛めたり、相手を傷つけたりしたときは「それはしてはいけない行為」としてしっかりと教えなくてはなりません。
それから、なぜ息子が切れたか。それは、心の理論(=相手の気持ちをわかる心)が育っていないからだと思います。
親が「それは言ってはいけないよ(相手が悲しい思いをするから)」と教えようとしても、「なぜ、そんなことをお母さんは言い出すのだ、僕はそんなことを聞いているのではない」と思ったに違いありません。
言葉狩りのように、言葉について神経過敏になりすぎることなく、それをどう捉えているのかが大切なのではないかと改めて感じた出来事でした。
執筆/立石美津子
ただ、自分より出来ない人をバカにする言葉を出したり、苛めたり、相手を傷つけたりしたときは「それはしてはいけない行為」としてしっかりと教えなくてはなりません。
それから、なぜ息子が切れたか。それは、心の理論(=相手の気持ちをわかる心)が育っていないからだと思います。
親が「それは言ってはいけないよ(相手が悲しい思いをするから)」と教えようとしても、「なぜ、そんなことをお母さんは言い出すのだ、僕はそんなことを聞いているのではない」と思ったに違いありません。
言葉狩りのように、言葉について神経過敏になりすぎることなく、それをどう捉えているのかが大切なのではないかと改めて感じた出来事でした。
執筆/立石美津子
専門家コメント 鈴木直光先生(小児科医)
以前は発達障がいに軽度がついて、「軽度発達障がい」という言葉が広く使われた時代がありました。ところが、発達障がいには軽度も重度もないという見解から、「軽度」という言葉は消えていった経緯があります。最近では自閉症も「自閉スペクトラム症」と呼ばれるようになり、連続体を意味する「スペクトラム(領域)」 として捉えられるように変わってきました。
ただ、医学的な診断において軽度や重度という区別はないにしても、日々の生活の中での特性の現れ方を、私はよく「グラデーション」という言葉を用いて説明しています。明確な線引きをするのではなく、色の濃さの違いとして状態を捉えてみるという視点です。(監修:小児科医 鈴木直光先生)
ただ、医学的な診断において軽度や重度という区別はないにしても、日々の生活の中での特性の現れ方を、私はよく「グラデーション」という言葉を用いて説明しています。明確な線引きをするのではなく、色の濃さの違いとして状態を捉えてみるという視点です。(監修:小児科医 鈴木直光先生)
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