私自身の思い
よく言われる「子ども同士はすぐ慣れるよ」という言葉を、いたるところで耳にしていたせいか、私自身も勝手にそうと信じ込んでいました。次女自身を「引っ込み思案で慎重な子」とはもちろん分かっていましたが、「普通だったら子ども同士なんてすぐ慣れるはずなのに」と、自分の思い込みで、できない次女をもどかしく感じてしまっていたのでした。
場面緘黙は誤解されやすい
例えば、学校や保育園などの場で話せなくても、「先生とは何とか話せている」「授業は受けられている」「家ではできている」から大丈夫、できるはず、と思われることが多いし、私自身も、知らないときはそう思って、次女の行動をもどかしく感じることが多かったです。
ただ、場面緘黙は、一貫してどこでも話せない訳ではなくて、人や場所・状況によってコミュニケーションの状態が違います。
次女の場合、1年生の引っ越しを機に症状が強く出てきて2年生で診断となった訳ですが、その前からすでに今回のような家・保育園以外の場面では、びっくりするほど環境や人に慣れなかったな~と思いだされるのでした。
執筆/まりまり
ただ、場面緘黙は、一貫してどこでも話せない訳ではなくて、人や場所・状況によってコミュニケーションの状態が違います。
次女の場合、1年生の引っ越しを機に症状が強く出てきて2年生で診断となった訳ですが、その前からすでに今回のような家・保育園以外の場面では、びっくりするほど環境や人に慣れなかったな~と思いだされるのでした。
執筆/まりまり
(監修:三木先生より)
大人としてはどうしても「場所にも人にも慣れてコミュニケーションを取れる状態」を理想としてしまいがちです。次女ちゃんのような「自分の安心レベルに合わせた居場所の確保」の仕方もあって良いのかもしれませんね。
大人としてはどうしても「場所にも人にも慣れてコミュニケーションを取れる状態」を理想としてしまいがちです。次女ちゃんのような「自分の安心レベルに合わせた居場所の確保」の仕方もあって良いのかもしれませんね。
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