Q.子どもに障害告知をしたほうが良いでしょうか?

A. 保護者の方がどう思うのか、お子さんがどう受け止めるのかが大切です。

一般的に良い・悪いではなく、まず保護者の方は告知したいのかしたくないのか。次に、誰がするのか。いつするのか。お子さんが障害を受け入れる過程をどのようにつくっていくのか。順番に考えることが大切です。

例えば構音障害や発達障害がある場合、お子さんが小学校高学年や中学生ぐらいになったときに、本人に対して障害の説明をする保護者の方が多くいらっしゃいます。「私ってこうなんだ」と受け止めるお子さんもいれば、「調べてみよう」と思うお子さん、「先生に詳しく聞いてみたい」と思うお子さん…さまざまです。

これまで、お子さんが自分の困り感をどのように受け止めてきたかを振り返ってみましょう。発表会でうまく話せなかったとき、「もっと練習しよう」と前向きに取り組めたのか、「私はダメなんだ」と落ち込んでしまったのか。今までのその子ども自身の受け入れ方が、告知の方法を考える上で重要なヒントになります。

お子さんが一人で悩んでしまうこともあるかもしれません。まずは主治医の先生に相談していただき、言語聴覚士も一緒に考えていけたらと思います。
一般社団法人日本言語聴覚士協会理事 学校教育部長 西野将太さん
Upload By 専門家インタビュー

Q.言語聴覚士の方と子どもの相性のようなものはあるのでしょうか?

A.言語聴覚士も経験や得意領域、コミュニケーションの取り方などさまざまですので、相性の違いはあると思います。

お子さんと相性が良く、保護者の方も安心して任せられるのが理想ですね。言語聴覚士はまだまだ少ないので、担当者以外に相談するというのが難しいこともあるかもしれません。各都道府県の言語聴覚士会などに相談していただけたらと思います。子どもの成長を応援している言語聴覚士と出会えることを願っています。そして、私たち言語聴覚士も、子どもと家族のミカタであり続けたいと思います。
一般社団法人日本言語聴覚士協会理事 学校教育部長 西野将太さん
Upload By 専門家インタビュー
言語聴覚士が贈る「保育園・幼稚園のちょっと気になる子」ーー子どもの安心を増やす関わりが、保育者・保護者も幸せにする。中川信子先生著のタイトル画像
Sponsored

言語聴覚士が贈る「保育園・幼稚園のちょっと気になる子」ーー子どもの安心を増やす関わりが、保育者・保護者も幸せにする。中川信子先生著

ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の違いは?こだわりはどちらの特徴?【専門家監修】のタイトル画像

ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の違いは?こだわりはどちらの特徴?【専門家監修】

吃音のある子ども一人ひとりのニーズに対応した支援を考える『子どもの吃音サポートガイド』―場面ごとのさまざまな支援方法をイラストでわかりやすく紹介!のタイトル画像
Sponsored

吃音のある子ども一人ひとりのニーズに対応した支援を考える『子どもの吃音サポートガイド』―場面ごとのさまざまな支援方法をイラストでわかりやすく紹介!

構音障害とは?構音障害の原因、診断方法、訓練方法、家庭でできる工夫などを紹介【専門家監修】のタイトル画像

構音障害とは?構音障害の原因、診断方法、訓練方法、家庭でできる工夫などを紹介【専門家監修】

発語が遅い?言葉はいつから出る?赤ちゃんの言葉の発達、育み方、発達障害との関係性などを解説【小児科医監修】のタイトル画像

発語が遅い?言葉はいつから出る?赤ちゃんの言葉の発達、育み方、発達障害との関係性などを解説【小児科医監修】

療育支援探しバナー

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。