息子が服薬している薬
息子は生まれたときから強いアレルギーがあり、また強迫性障害もあるのでエビリファイとデプロメール、抗アレルギー剤を服薬しています。
同じ事のくり返し…自閉症の特性ではなく「強迫観念神経症」かも
副作用については年に一度、医師の指導のもと血液検査をして肝機能に障害が起こっていないか診てもらっています。
薬が効いているからか、夜ぐっすり寝ることができています。強迫性障害による確認行為にふけることも激減しました。このような経験からも、私は薬に頼り生活を安定させることも大切だと思っています。
執筆/立石美津子
薬が効いているからか、夜ぐっすり寝ることができています。強迫性障害による確認行為にふけることも激減しました。このような経験からも、私は薬に頼り生活を安定させることも大切だと思っています。
執筆/立石美津子
(監修 鈴木先生より)
ご本人が困っている場合は薬物治療を継続できますが、神経発達症(発達障害)のある方に多くある周りが困っている場合は治療継続が困難となるケースも多くあります。
薬物治療に消極的な親御さんもいますが、副作用に気をつけながらうまく使えばより良い生活を送ることができます。どんな薬にも副作用の心配があるのでなるべく使わないに越したことはないのですが、神経発達症の問題行動には限界があります。
特に成人の患者さんは何十年ものあいだ、日々の生活や仕事で苦しみを味わってきていることも多く、投薬で効果がみられたときには「どうしてもっと早く使わなかったのか」と後悔する人も多くいらっしゃいます。自尊心をあげるために薬物治療は重要な役割を担っています。特にADHDのある患者さんは何度も同じミスを繰り返して叱られ自尊心が落ちているケースが多くあります。
ご本人が困っている場合は薬物治療を継続できますが、神経発達症(発達障害)のある方に多くある周りが困っている場合は治療継続が困難となるケースも多くあります。
薬物治療に消極的な親御さんもいますが、副作用に気をつけながらうまく使えばより良い生活を送ることができます。どんな薬にも副作用の心配があるのでなるべく使わないに越したことはないのですが、神経発達症の問題行動には限界があります。
特に成人の患者さんは何十年ものあいだ、日々の生活や仕事で苦しみを味わってきていることも多く、投薬で効果がみられたときには「どうしてもっと早く使わなかったのか」と後悔する人も多くいらっしゃいます。自尊心をあげるために薬物治療は重要な役割を担っています。特にADHDのある患者さんは何度も同じミスを繰り返して叱られ自尊心が落ちているケースが多くあります。
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