見学に行くならぜひ夫婦一緒に!子どもの発達や将来に対して共通認識を持とう
私は、息子の就学先を検討するにあたって、特に大事にしていたことがあります。それは、自分1人で抱え込まず、夫を積極的に巻き込んでいくことです。子どもの人生を左右するかもしれない大事な選択ですから、私だけで決めるのは責任が重すぎます。
そして、これからの息子の学校生活で難所に遭遇したときなども、夫婦で一緒に考えていけるように、私も夫もどちらも心から納得した形で就学先を選びたかったのです。
そのため、学校見学は、夫にも一緒に来てもらいました。スケジュール上一緒に行けなかった学校は別日になりましたが、有力候補として考えていた学校は、どちらも一度は見に行くようにしました。そして、見学後に双方が感じたことを話し合ったのです。
私の視点では気がつかなかったことを、夫が指摘してくれたこともありましたし、その逆もありました。実際に学校を見てくることで、夫も「この教室に息子がいることにミスマッチ感はないか」という、シビアではありますが、具体的な想像ができたようです。
夫婦で学校見学に行ったことは、子どもの現在の発達状況を客観的に見つめるだけではなく、就学、そして将来に向けての共通認識も持てた、良い機会だったと思っています。
そして、これからの息子の学校生活で難所に遭遇したときなども、夫婦で一緒に考えていけるように、私も夫もどちらも心から納得した形で就学先を選びたかったのです。
そのため、学校見学は、夫にも一緒に来てもらいました。スケジュール上一緒に行けなかった学校は別日になりましたが、有力候補として考えていた学校は、どちらも一度は見に行くようにしました。そして、見学後に双方が感じたことを話し合ったのです。
私の視点では気がつかなかったことを、夫が指摘してくれたこともありましたし、その逆もありました。実際に学校を見てくることで、夫も「この教室に息子がいることにミスマッチ感はないか」という、シビアではありますが、具体的な想像ができたようです。
夫婦で学校見学に行ったことは、子どもの現在の発達状況を客観的に見つめるだけではなく、就学、そして将来に向けての共通認識も持てた、良い機会だったと思っています。
学校見学はいつでもできるわけではない!気になる人は日程チェックを
学校見学の時期は地域によりさまざまです。しかし、だいたい夏休み前の6月、7月ころと、夏休み後の秋ごろに開催している学校が多いのではないかと思います。
せっかくの貴重な機会を逃さないように、少しでも気になるのであれば、すぐに学校のホームページなどで日程のチェックをすることをおすすめします。
学校を見学しただけで、その学校に行かなければならなくなるわけではありませんし、ぜひ気軽な気持ちで見に行ってみて下さい。
せっかくの貴重な機会を逃さないように、少しでも気になるのであれば、すぐに学校のホームページなどで日程のチェックをすることをおすすめします。
学校を見学しただけで、その学校に行かなければならなくなるわけではありませんし、ぜひ気軽な気持ちで見に行ってみて下さい。
執筆/べっこうあめアマミ
(監修:新美先生より)
就学前の学校見学のご経験について詳しく聞かせていただきありがとうございます。
保育園・幼稚園と小学校とでは、環境ががらりと大きく変わります。十分に準備をして就学を迎えたいものです。べっこうあめアマミさんがおっしゃっているように、年中さんごろから就学に向けた検討を始められると余裕があり安心ですね。まだ1年以上先なら、成長・発達があるかもしれないからもう少し待ってみたいという考えもあるかもしれません。ですが、年少・年中時点で気になる特性は、同じ環境の園にいるうちに慣れて目立たなくなったとしても、大きな環境変化を伴う就学後に再び前面に現れてくることがあります。年中時点で気になることがある場合、お子さんにあった環境選びについて広く情報を集めて、適した環境が選べるように動き始めるのに早くはないと私も思っています。
また、べっこうあめアマミさんがおっしゃるように、就学に関わるさまざまは、できる限り両親で共有していけるといいですね。視点が異なり、ときには意見が食い違うこともあるかもしれませんが、実際にお子さんがさまざまな環境で呈する姿をいっしょに見ていくことで、就学に向けての考えをすり合わせていきやすくなるといいですね。
学校見学や就学相談の仕組みについては、自治体ごとに異なるところもあるかもしれません。一斉の見学日が決まっている学校もあれば、個別に見学する学校もあると思います。詳しくはお住まいの地域でお尋ねいただければと思います。
就学前の学校見学のご経験について詳しく聞かせていただきありがとうございます。
保育園・幼稚園と小学校とでは、環境ががらりと大きく変わります。十分に準備をして就学を迎えたいものです。べっこうあめアマミさんがおっしゃっているように、年中さんごろから就学に向けた検討を始められると余裕があり安心ですね。まだ1年以上先なら、成長・発達があるかもしれないからもう少し待ってみたいという考えもあるかもしれません。ですが、年少・年中時点で気になる特性は、同じ環境の園にいるうちに慣れて目立たなくなったとしても、大きな環境変化を伴う就学後に再び前面に現れてくることがあります。年中時点で気になることがある場合、お子さんにあった環境選びについて広く情報を集めて、適した環境が選べるように動き始めるのに早くはないと私も思っています。
また、べっこうあめアマミさんがおっしゃるように、就学に関わるさまざまは、できる限り両親で共有していけるといいですね。視点が異なり、ときには意見が食い違うこともあるかもしれませんが、実際にお子さんがさまざまな環境で呈する姿をいっしょに見ていくことで、就学に向けての考えをすり合わせていきやすくなるといいですね。
学校見学や就学相談の仕組みについては、自治体ごとに異なるところもあるかもしれません。一斉の見学日が決まっている学校もあれば、個別に見学する学校もあると思います。詳しくはお住まいの地域でお尋ねいただければと思います。
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コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
SLD(限局性学習症)
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