要求が通らず暴れるのは親のしつけが悪いせい?【小児科医に聞く】
(質問)
無茶苦茶な要求をしては通らないと暴れます。親のしつけが悪いのでしょうか?
(回答)
癇癪が強いのは、お子さんの感情コントロールの発達の段階がまだ、成長過程だからです。親御さんのしつけのせいではありません。きょうだいを同じように育てても、癇癪が強い場合もあれば癇癪がほどんどない場合もあり、お子さんの個性はさまざまです。
無茶苦茶な要求をされても、「〇〇ちゃんは、これをしたかったんだね」とお子さんの気持ちの言語化を代わりにしましょう。気持ちを受け止めつつ、「でも、今はできないよ」とできないことを伝えましょう。暴れてつらいと思われるかもしれませんが、癇癪を起こしたら、要求が通るという流れにならないように、できないことは、できないと冷静な態度を取るのが良いでしょう。そして、気持ちが落ち着いたら、それまでやっていた活動に戻り、穏やかな時間を共に持ちましょう。
無茶苦茶な要求をしては通らないと暴れます。親のしつけが悪いのでしょうか?
(回答)
癇癪が強いのは、お子さんの感情コントロールの発達の段階がまだ、成長過程だからです。親御さんのしつけのせいではありません。きょうだいを同じように育てても、癇癪が強い場合もあれば癇癪がほどんどない場合もあり、お子さんの個性はさまざまです。
無茶苦茶な要求をされても、「〇〇ちゃんは、これをしたかったんだね」とお子さんの気持ちの言語化を代わりにしましょう。気持ちを受け止めつつ、「でも、今はできないよ」とできないことを伝えましょう。暴れてつらいと思われるかもしれませんが、癇癪を起こしたら、要求が通るという流れにならないように、できないことは、できないと冷静な態度を取るのが良いでしょう。そして、気持ちが落ち着いたら、それまでやっていた活動に戻り、穏やかな時間を共に持ちましょう。
【発達ナビQ&A】子どもの癇癪にもう限界…周囲の目も気になってしまい
【発達ナビQ&A】3歳児の癇癪に関する発達ナビユーザーのギモンと回答
発達ナビのQ&Aコーナーでは、子育てに関する疑問や知りたいことを質問するとほかの発達ナビ会員の方々が実体験などをもとに答えてくれます。
癇癪に関する質問とその回答をご紹介します。
癇癪に関する質問とその回答をご紹介します。
いつもお世話になってます。
診断はまだですが自閉症スペクトラムであろう3歳半の娘がいます。
少しでも気に障ったり気に入らないことがあると「バイバイ!!」と言って原因のものを自分から遠ざけます。
積み木をしていて、崩れたりすると自分の目の届かないところに持っていかせます。
今朝保育園に傘を持っていって、お迎えのときに雨が降っていなかったので、うっかり忘れてしまいました。
でも10メートルくらい歩いてすぐ気づいたので「傘忘れたね!取ってこようか」と声をかけたらパニックになってしまいました。
傘を取ってきて「バイバイ!」と私に言ってきても、その辺に捨てるわけにもいかず、家まで持って帰ろうとしても大泣きで動いてくれませんでした。
その間お友だちやママさんがたくさん通ってすごく辛かったです。
まだ言葉の理解が弱く、すぐ癇癪を起こします。
いつか落ち着く日はくるのでしょうか。
※以前は「自閉症スペクトラム」という名称が用いられることもありましたが、アメリカ精神医学会発刊の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)において自閉的特徴を持つ疾患が統合され、2022年発刊の『DSM-5-TR』では「自閉スペクトラム症」という診断名になりました。
こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。
こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。
引用:
(略)
幼稚園での出来事についてはしかたないとして、傘とかは、じぶんできづけは、偉いねですが、普段はお母さんが確認してもって帰ってくることにしてはどうでしょうか?
お帰りにもう一度戻る、きっと耐えがたい気分なのだと思います。
人前で混乱させないには、イレギュラーな出来事に遭遇させないことだと思います。
(略)
引用:
(略)
やはり事前告知が一番安定します
我が家の場合、長男が文字を読むのが好きだったので、折り紙などの裏にボールペンで予定を2通り書いて選ばせたりしていました
例えば、遊びに行く場合だと、11:00が今、お昼は何時かな?(12時!と答えてくれる)、じゃあ12:00〜13:00までお昼だよね。13:00〜遊びだね。と時間軸を横に置いてスケジュールを見える化します。
ママはこっちの方がいいと思うんだ!と言いながら、11:00(今)〜12:00をお昼、13:00〜ずーっと遊び。みたいにパッと見ても先にご飯食べた方が途中抜けしないで遊べるよ!とメリットを感覚で理解しやすいように伝えました。
(略)
【解説】定型発達の子どもの癇癪と発達障害のある子どもの癇癪の違いはある?つらいときの相談先アドバイスなど
(解説)
発達障害のお子さんの癇癪は、定型発達のお子さんに比べて、癇癪が強い傾向にあります。それは、こだわりが強かったり、気持ちのコントロールが未熟だったり、見通しが立たないことに不安を感じやすいなどの、特性が関係していることがあります。
気持ちの言語化を図り、落ち着かせようとしても、なかなか落ち着かないなどある場合には、発達障害か否かを悩むよりも、かかりつけ医や保健センター、発達相談センターなどに相談することをおすすめします。
発達障害のお子さんの癇癪は、定型発達のお子さんに比べて、癇癪が強い傾向にあります。それは、こだわりが強かったり、気持ちのコントロールが未熟だったり、見通しが立たないことに不安を感じやすいなどの、特性が関係していることがあります。
気持ちの言語化を図り、落ち着かせようとしても、なかなか落ち着かないなどある場合には、発達障害か否かを悩むよりも、かかりつけ医や保健センター、発達相談センターなどに相談することをおすすめします。
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コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
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