急に怒りが爆発・癇癪を起こす
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自分の気持ちをうまく表現することが苦手で大きな声で叫んだり、暴れたりしてしまう……。気持ちを表現する方法を教えたり、リラックスする方法をお子さんと一緒に試したりすることで、怒りのコントロールの練習をしていきましょう。
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そのときの状況を描いて、イライラした理由を整理してみましょう。イライラの理由が分かることで、どうすれば良かったか考えることができます。
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癇癪を起こしているときは、まずは落ち着くのを待ちましょう
なだめたり叱ったり、理由を聞いたりせずにまずは落ち着くのを待ちましょう。
2
落ち着いたら「何があったのか教えて」と聞いてみましょう
お子さんのお話の通りに、簡単なイラストで構いませんので絵にかきおこしてみましょう。
お子さんの言い分と、そのときの状況をまずは見て分かるようにします。
3 状況をみて、お子さんがイライラした理由を一緒に考えましょう なぜイライラしたのか、何があったから嫌な気持ちが爆発したのか、ゆっくり考えてみましょう。 4 イライラの理由が分かったら、どうすれば良かったか考えましょう お子さん本人がどうすればよかったのか言葉にするのが難しいときは、大人が例をいくつか出して、その中からお子さんが自分の気持ちに合うものを選ぶのもよいでしょう。
次に同じ場面になったらどうすればいいか、イラストにすると理解しやすくなるかもしれません。
ワンポイント
感情が高まっているときに「何があったの?」「どうしたの?」と聞いても、なかなかお話できないものです。 気持ちが落ち着くまで待ってから、お話を始めることがポイントです。
お子さんの言い分と、そのときの状況をまずは見て分かるようにします。
3 状況をみて、お子さんがイライラした理由を一緒に考えましょう なぜイライラしたのか、何があったから嫌な気持ちが爆発したのか、ゆっくり考えてみましょう。 4 イライラの理由が分かったら、どうすれば良かったか考えましょう お子さん本人がどうすればよかったのか言葉にするのが難しいときは、大人が例をいくつか出して、その中からお子さんが自分の気持ちに合うものを選ぶのもよいでしょう。
次に同じ場面になったらどうすればいいか、イラストにすると理解しやすくなるかもしれません。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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